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【第4回】スマホはどういう仕組みになっている?──スマホのなかのこびとたち

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 中学生や高校生などの学生
  • プログラミング初心者
  • スマートフォンの仕組みに興味がある一般の読者
  • 教育関係者
  • 若い親御さん
Point この記事を読んで得られる知識

この記事は、スマートフォンの仕組みをわかりやすく説明しています。スマートフォンは身近なコンピューターであり、その内部ではプログラムによって動作する「こびとたち」がたくさん働いているという比喩を用い、理解を促しています。\n\nスマホのタッチパネルや液晶は、表示装置として使われ、タッチパネルの役割は、ユーザーがどこを押したかをCPUに伝えることで、液晶の部分では小さなライトが指示に従い、点灯や消灯を行うことで高解像度な映像を表示します。\n\nまた、コンピューターは熱に弱く、CPUの「こびとたち」はストレージという「本棚」から仕事に適した指令書を選び、メモリーという「作業台」で作業を行います。ストレージの大きさは、スマホのデータ保存能力を示し、容量が大きいほど複雑なアプリや長時間の動画を保存できます。\n\nさらに、スマホには通信装置があり、Wi-Fiや4Gなどの電波を使いデータのやり取りを行います。Wi-Fiは特に通信速度が速いとされ、多くの日常的な場面で活用されています。高度な技術をわかりやすい言葉で説明し、プログラミングやコンピュータの基本的な知識を提供しています。

Text AI要約の元文章

【第4回】スマホはどういう仕組みになっている?──スマホのなかのこびとたち

わたしたちの生活にコンピューターは欠くことができず、すごい働きをしていることは知っています。でもプログラミングってなんだろう? そんな知識がホントに必要なの?

そんな疑問をはらすのが「プログラミングって?」です。サイボウズのプログラマーの"プロさん" がわかりやすく教えます。

第4回目は、スマホについてのお話し。スマートフォンはみんなの最も身近なコンピューターの一つだね。通話やメールをしたり、写真をとったり、それらを保存したり。とても便利なスマホの中にはこびとがたくさんいて、それぞれがプログラムに従って働いているんだ。

※この連載は、毎日新聞社発行の月刊誌「NEWSがわかる」で連載している記事の転載です。

人間と「話す」のは?

使っている人とやりとりをするのは、タッチパネルや液晶などの"表示装置"だ。タッチパネルのこびとは、どこを人間が押したかチェックしていて、脳である"CPU"に知らせている。 液晶には小さなライトがたくさん並んでいて、液晶のこびとはCPUのこびとの指示に従ってそのライトをつけたり消したりするんだ。「解像度が高い」とはライトがよりたくさんあること。「高精細」の表示装置はライトがより小さい。ライトが小さければ小さいほど同じ広さにびっしりあるので、くっきり美しい画面になるんだ。

コンピューターは熱に弱い

CPUにいるこびとは、ストレージ=本棚から仕事にあった指示書を選び出し、作業台であるメモリーにおいて働く。こびとたちが食べる電気を蓄えているのがバッテリー。こびとが必死で働くと熱くなるが、実はコンピューターは熱に弱いんだ。 スマホの性能で、16GB、32GBなどと表されるのはこの本棚の大きさ。大きいほど、長時間の動画など大きいデータを保存したり、複雑な働きをするアプリをたくさん保存したりできるんだ。

電波には種類がある

メールを送ったり受け取ったりできるのは、通信装置のおかげ。通信装置のこびとは外部にあるアンテナの基地局に向けて、文字や音声、動画を電波にのせて飛ばしている。 電波には種類がある。Wi-Fi(ワイファイ)や4Gという言葉を聞いたことがあるだろうね。通信速度は、どれだけ速くデータをやりとりできるかどうかということなんだ。Wi-Fiはよく使われている電波の中でとても通信速度が速いものだよ。

(転載元:ニュースがわかる・発行:毎日新聞社/イラスト・斉藤恵/©サイボウズ/毎日新聞社 2017)
2017年1月25日【第1回】 プログラミングってなんだろう?
2017年2月 9日【第2回】プログラムで動くもの──ごはんを炊く炊飯器もプログラミングで?
2017年3月 1日【第3回】人間を支えるプログラム──プログラミングって?

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