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この連載記事は、コンピュータープログラミングの基礎について説明しており、コンピューターの中にいる"こびと"が動くためには特定の指示書が必要であることを解説しています。具体的には、この指示書はプログラミング言語によって書かれ、プログラムとして実行されることによって、コンピューターの動作が可能になるとしています。記事では、プログラミング言語の例として「スクラッチ」と「C言語」を取り上げ、スクラッチではブロックを組み合わせることで視覚的にプログラムを作成できること、C言語はより多くの英語と記号を使用し、プログラマーが実務で使う言語の一例であると紹介しています。また、プログラミング言語には多くの種類が存在し、使用する目的に応じて使い分けられると解説されています。さらに、過去の記事が一覧になっており、プログラミングが何をするためのものか、IT企業の実情、人間の生活を支える役割、スマホやインターネットの仕組みといった多岐にわたるテーマがカバーされていることも触れられています。これにより、読者はプログラミングの基礎概念を理解し、興味を持って学ぶことができる内容となっています。
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【第10回】こびとの指示書はこれだ!──実際のプログラムをみてみる
コンピューターの中にいるこびとは、仕事をする時に指示書がないと動くことができない。みんなが話すときは日本語を使っているけれど、こびとに指示するためには、専用の言葉を使うんだ。指示書とはいったいどんなものだろう?
※この連載は、毎日新聞社発行の月刊誌「NEWSがわかる」で連載している記事の転載です。
実際のプログラムの例
上の二つがこびとを動かすためのプログラムだよ。今コンピューターでできていることは、すべてこういった指示書によって動いているんだ。
「スクラッチ」は、ブロックを組み合わせて指示するプログラミング言語だ。「ペンを下ろす」「6回繰り返す」など動きの指示ブロックを組み立てるとその命令通りに画面上のキャラクターが動くよ。そうやってできたのが画面上にある六角形だ。
隣の「C言語」は、英語と記号がいっぱいだけど同じ内容の指示書だよ。プログラマーが仕事で書いているのは、こういう英語と記号を使ったプログラムだよ。言語にはたくさんの種類がある
(転載元:ニュースがわかる・発行:毎日新聞社/イラスト・斉藤恵/©サイボウズ/毎日新聞社 2017)スクラッチとC言語の二つを例にあげたけど、プログラミング言語には他にもたくさんの種類があるよ。
昔は人間にとって分かりにくいものだったけど、だんだん分かりやすい言語が作られて積み重ねられてきたんだ。プログラマーは「何がしたいか」によって言語を使い分けているんだよ。2015年7月31日 プログラマーって何しているの? IT企業の中身はどうなっているの? 中学生が聞いてみた 2017年1月25日【第1回】 プログラミングってなんだろう? 2017年2月 9日【第2回】プログラムで動くもの──ごはんを炊く炊飯器もプログラミングで? 2017年3月 1日【第3回】人間を支えるプログラム──プログラミングって? 2017年4月 5日【第4回】スマホはどういう仕組みになっている?──スマホのなかのこびとたち 2017年5月 8日【第5回】無かったことにできるしくみ──コンピューターのすごいところ 2017年6月 9日【第6回】世界は線でつながっている──インターネットって何だろう? 2017年7月 6日【第7回】文字や画像が表示されるしくみ──こびと同士の会話 2017年8月15日【第8回】自分が今いる位置がわかるしくみ──宇宙からの声をきくこびと 2017年9月15日【第9回】みんなでつくっている事典「Wikipedia」──世界の人とチームになる タグ一覧
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