サイボウズ株式会社

約500人の日報をすべて読み、社内情報を把握しまくる社員に心底驚いた話

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 企業の経営者
  • 人事担当者
  • 企業の労働環境改善に興味がある人
  • 働き方改革に関心があるビジネスパーソン
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を読むと、サイボウズという企業が「働きやすい会社」として知られている理由の一つである、情報の共有に関する工夫について理解できます。具体的には、社内には非常に多くの情報が共有され、この情報の扱い方には特定の役割があることを知ることができます。その役割とは「情報キュレーター」であり、この人たちは膨大な情報を整理し、必要とされる際にすぐに適切な情報を見つけ出す役割を担っています。サイボウズの「情報キュレーター」は、情報共有が進んだ企業において重要な役割を果たしており、情報がフラットにやり取りされる環境での必要不可欠な存在として今後も注目される可能性があることが示されています。このように、会社独自の情報管理体制について知ることができます。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

働きやすい会社のヘンなところ

約500人の日報をすべて読み、社内情報を把握しまくる社員に心底驚いた話

「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。

そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。

「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……? 

そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第4話は、情報共有が進んだ会社で起きる、「情報の多さとの向き合い方」についてのお話です。

第4話:情報が多すぎて見つけられない……。そんなとき、救世主が現れた!

「情報キュレーター」なる存在のありがたさ

サイボウズでは、さまざまな情報が社内で共有されています。経営会議の議事録に、全社員の日報、売り上げ情報に各製品のプロモーション戦略……。いつでも知りたい情報にアクセスできることは本当に便利なのですが、すべてを追いきれないのもまた事実。見つけたい情報がどこにあるかすぐに思い出せず、イライラしてしまうこともあります。 そんな中で、それら社内の膨大な情報を追いかけ、整理してインプットしている「情報キュレーター」が一定数存在しています。「困った!」とグループウェア上で呟くと、すぐに適切な情報を見つけ出してくれ、中には社員約500人全員の日報を毎日読んでいる人も……。そういった存在が、情報流通をより活性化してくれているのです。 情報がフラットに共有されている企業において、「キュレーター」は今後必要とされていく役割なのかもしれません。 (つづく) マンガ:山里將樹 企画編集:明石悠佳
2018年10月24日「長時間労働と定時退社の社員が仲良く仕事」なんて、あり得ないと思ってた
2018年8月29日「転職先、会話が少なくて寂しい……」と思いきや、オンラインがにぎやかだった
2019年3月 5日「会社でモヤモヤしたことを言いづらい……」とためらっていたら、同僚に一喝されてしまった

タグ一覧

  • マンガ

SNSシェア

  • シェア
  • Tweet

執筆

イラストレーター

山里 將樹

千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。

この人が書いた記事をもっと読む

編集

ライター

あかしゆか

1992年生まれ、京都出身、東京在住。 大学時代に本屋で働いた経験から、文章に関わる仕事がしたいと編集者を目指すように。2015年サイボウズへ新卒で入社。製品プロモーション、サイボウズ式編集部での経験を経て、2020年フリーランスへ。現在は、ウェブや紙など媒体を問わず、編集者・ライターとして活動をしている。

この人が編集した記事をもっと読む

Pick Up人気の記事