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「地方は仕事がない」は幻想でしかない――ひとりの力が地域に与える「複業×二拠点生活」の影響力

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 地方活性化に興味がある人
  • 複業に関心のあるビジネスパーソン
  • 移住を考えている都市住民
  • 地域創生に取り組む人々
  • ライフスタイルの多様化を考えている人
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を読むことで、読者は都市と地方を行き来する二拠点生活と複業の可能性についての理解を深めることができます。具体的な実例として、熱海と東京を行き来する水野綾子さんや、岩手と鎌倉を行き来する佐藤柊平さんの活動が紹介され、都市部と地方の双方で活動することで得られるメリットが伝えられています。

地方での仕事がないという誤解を解き、一人の影響力が大きいことや、地域の課題解決に向けた具体的なアプローチとしての複業の可能性が示されています。企業と都市部の人材をつなぐ仕組み作りや、地方での仕事を見つけるコツ、地域の特性を活かした働き方の多様性についての説明もあります。

また、地方での複業には個人のスキルを生かして新しい価値を創造するという視点や、報酬が短期的に得られるわけではないが、長期間にわたって地域に関わり続ける継続性の重要性についても触れられています。さらに、ボランティアと複業の違い、都市部と地方のメディア環境の違い、そして実際に二拠点生活を始める際の心構えについても語られています。

Text AI要約の元文章
働き方・生き方

長くはたらく、地方で

「地方は仕事がない」は幻想でしかない――ひとりの力が地域に与える「複業×二拠点生活」の影響力

やりたいことがあっても、それが「いまとは違う場所」にもある。そんな現実を目の前にしたとき、都市部か地方、どちらかのライフスタイルを迫られ、立ちすくんでしまうかもしれません。

しかし、そのどちらか一方ではなく、都市部と地方を行き来する「二拠点生活」を送りながら、複数の仕事を持つ「複業」という手段を選ぶことができます。

それを実践しているのが、熱海と東京を行き来する水野綾子さん、岩手と鎌倉を行き来する佐藤柊平さんです。それぞれが「複業したい人と地方企業をつなぐ仕組み」をつくっています。

そのお二人に、新潟・東京で自身も二拠点生活&複業を実践しているサイボウズ式編集部の竹内義晴が、地方での複業の始めかたを迫りました。

複業はキャリアにグラデーションがつくれる

竹内
水野さんは、2015年から熱海のまちづくりにかかわり始めて、東京で編集者の仕事をしながら、2017年には熱海に移住されたそうですね。現在のライフスタイルには、どうやって行き着いたんですか?
水野
きっかけは、2014年に父が体調を崩し、熱海にある実家のお寺を継ごうと決めたことです。

「役割が形骸化されているお寺を、現代版にアップデートできたらおもしろそうだな」と考え始めたタイミングと、ちょうど重なったんです。

水野綾子(みずの・あやこ)。編集者。出版社で雑誌の編集を経て、2015年から編集業に加えて”人のPR業”を開始。2017年に家族で熱海に移住。東京での仕事を続けながら、週4日、新幹線で熱海・東京間を行き来するサーキュレーションライフ(循環型生活)を送る。二拠点、複業など「多様な働き方」を熱海から実践、発信中。2018年には、ビズリーチの『地域貢献ビジネスプロ人材』に、熱海市の地元企業と都市部の人材をつなぐコーディネーターとしてかかわる

佐藤
上京してから、熱海には何年ぶりに帰られたんですか?
水野
およそ10年ぶりですね。それだけのブランクがあったので、「現在の熱海の状況」がまったくわからなくて。だから、まずはいまの熱海を知ろうと、まちづくりにかかわり始めました。

「わたしの一生の基盤は熱海になるだろう」と思ったので、おもしろい人たちと、熱海を「楽しいまち」にしたかったんです。

熱海におもしろい人を集めるために、熱海が持っているポテンシャルや課題を考えるようになっていきましたね。
竹内
熱海には、観光以外にもいろいろなポテンシャルがありそうですね。
水野
はい、都心へのアクセスのよさや、働き方の多様性も熱海の魅力です。たとえば、新幹線を使えば、熱海から品川間は約40分で移動できる。いまでは850人くらいが熱海から首都圏に通勤しているんです。

そういった、二拠点生活や複業の可能性や魅力を発信しています。
竹内
それなりの動機づけがないと、やることも関係者も多い「地方×複業」に踏み出すのは難しいですよね。水野さんが移住を決意した理由って何でしょう?
水野
熱海・東京間は「仕事を辞めなくてもいい距離間」だったのが大きいですね。

そもそも複業は、始めようと思って始めたわけではないのですが、新しく挑戦したい仕事の準備期間を設けられるし、キャリアにグラデーションが生まれる。それが、すごくいいなと思いました。
竹内
複業の魅力ですね。
水野
それに複業することで、「熱海の課題」を解決する方法が見つかれば、それをほかの地方にも活用できると思って。
竹内
どういうことですか?
水野
熱海市って超高齢化社会で、空き家率も約50%と課題が多い。「日本の30年後の姿」と言われるほどです。
佐藤
半分以上が空き家って、すごいですね。
水野
東京で培ったスキルを「複業」という形にして、その課題を解決する。そうすれば、熱海にかかわる人にとってもプラスになると思いました。

地方は人手不足。だからこそ、一人の影響力が大きい

竹内
佐藤さんは、二拠点を行き来しながら、岩手県と都市部をつなぐディレクターや編集者として活動されています。何がきっかけだったんですか?
佐藤
きっかけは、東日本大震災です。ただ、震災が起きる前から、地元を盛り上げることには強い関心があって。大学に進学するときは、「地域づくり」を勉強できる学部を選びました。
竹内
震災が起きたのは、大学生のとき?
佐藤
そうです。岩手と東京を往復しながら、被災した岩手で支援活動をしました。

「将来は岩手に住みたい」「岩手に貢献したい」というモチベーションを持って、岩手と東京を往復する人たちと、たくさん知り合うことができたんです。
竹内
当時、大勢の人が被災地を復興するために動いていましたね。
佐藤
一方、震災でダメージを受けた岩手の人たちは、「人手不足」の危機感を持っていました。

そのおたがいの要求をマッチさせれば、よい関係性を築けるはずだと思い、二拠点生活をしながら、活動をスタートしました。

佐藤 柊平(さとう・しゅうへい)。1991年、岩手県一関市生まれ。中学・高校時代に、風景写真を撮りながら岩手の衰退を感じ、地元のためにできることを考え始める。地域づくりを勉強するために、明治大学農学部へ進学。都内のPR会社へ就職し、全国各地の移住促進や地方創生事業に携わる。2017年にUターンし、世界遺産平泉・一関DMOの設立に従事。岩手県総合計画審議会(若者部会)委員。現在は岩手に関する企画・PR・編集業務を行う一般社団法人「いわて圏」の代表理事や、株式会社カヤックLivingのプランナーとして活動中

竹内
地方に貢献できるのであれば、「ボランティア」という選択肢もありますよね。「地方×複業」に注目しているのはなぜでしょう?
佐藤
ボランティアだと「かかわれる範囲」が限られるからです。

たとえば、災害が起こった際に「泥かきをする」「仮設住宅の引っ越しの手伝いをする」といったボランティアは、もちろん十分に意味のあることです。

ただ、ボランティアは自費での活動が原則ですし、「もっとかかわりたい」という気持ちが強くても、長く続けるには経済的に余裕のある人じゃないと難しい。

複業であれば、地域の背景や課題を捉えながら、いろいろな人の思いを組み合わせて、「新しいまちの価値」をともにつくっていける。

地方は人手不足です。だからこそ、一人の影響力が大きいんですよ。
水野
しかも複業なら、継続性を持って地方にかかわっていられる。
佐藤
まさに、そのとおりです。ボランティアで岩手にかかわっていた人たちが、経済的な理由などで、ボランティアでかかわれる範囲が狭くなるにつれて、徐々に活動からフェードアウトする姿をたくさん見てきました。

でも、複業として賃金が発生する仕事をつくれれば、そうやってフェードアウトしなくてもよくなる。実際、僕は複業することで、二拠点生活を8年間続けられています。
竹内
2018年からは、岩手で複業する人を募集する『遠恋複業課』をスタートさせましたね。
佐藤
『遠恋複業課』のように、「地方で複業したい人」と「地方企業」をつなぐ役割の存在価値は、ますます高くなるはずです。

いまのライフスタイルを「仕事」として維持しながら、その時代のニーズにマッチした、地方と人材をつなぐ仕組みをつくり続けたいですね。

岩手で行われた遠恋複業課のフィールドワーク

地方では、知らぬ間に自分のことを紹介してもらっているときがある。だからやりたいことは言いふらそう

竹内
熱海と岩手県であれば、佐藤さんや水野さんとつながることで、地方での複業のきっかけをつかみやすくなりますよね。

でも、お二人がつくるような仕組みがない地方もある。そういった場所でチャレンジしたい人は、どうすればいいのでしょう?
佐藤
地元出身者であれば、地元の情報をアップデートして、「自分のこのスキルが、地方の課題に役立ちそうだ」と考えることですね。
水野
実はわたし、「熱海は何もないところだ」と思って上京しました。ただ、10年経って熱海にUターンしたとき、熱海のために動いている人や行政の人が想像以上にいることを知って、驚いたんです。
佐藤
Uターンする前は、よくも悪くも「上京する前の地元」の記憶やイメージしかありませんもんね。
水野
自分がまだ知らないだけで、「なんとかしたい」と地域で動いている人は必ずいる。そこに興味を持ったら、まずは飛び込んでみることが大事だと思います。
竹内
そうですね。どこかに引っかかりをつくらないと、地域の中に入っていけませんし。
水野
わたしは地元のツテをたどって、地域でおもしろい取り組みをしているキーマンに会いに行きました。

そこで、「いま、こういうこと考えていて、移住しようと思っていて」と伝えたら、そこからご縁が広がっていったんです。とにかく、言いふらすことが大事かなと。

水野さんはご実家のお寺を現代版にアップデートする活動にも取り組む

佐藤
自分の知らないところで、「そういえば、こういう人がいて……」と情報が回り、「ちょっと、声をかけてみよっか」といきなり呼ばれることがありますよね。
水野
そうそう。
佐藤
呼ばれて行ってみると、キーマンがそろっていて、あとはもう、芋づる式に知り合いが増えていく。だから、キーマンと接触できるまで、いろいろな場所に顔を出してみることも必要だと思います。
竹内
たしかに。地方では知らない間に、自分のことを紹介してもらっているときがありますね。

竹内義晴(たけうち・よしはる)。1971年、新潟県妙高市生まれ・在住。ビジネスマーケティング本部コーポレートブランディング部 兼 チームワーク総研 所属。新潟でNPO法人しごとのみらいを経営しながらサイボウズで複業している。コミュニケーションの専門家。「もっと『楽しく!』しごとをしよう。」が活動のテーマ。地方を拠点に複業を始めたことがきっかけで、最近は「地方の企業と都市部の人材を複業でつなぐ」活動をしている

佐藤
まだ顔見知りじゃない人にも、「あ、あなたが〇〇さんね!」みたいな。
竹内
その場に行ったら、みんなが自分を知っていて、「噂には聞いています」みたいなことがよくありますよね。
水野
それに、地方と都市部では、「信頼感のあるメディア」が違っていて。たとえば、地域の人に何かを知らせたいときは、ローカル新聞にインタビューしてもらうのがいい。
佐藤
そうなんですよ。都市部で有名なWebメディアよりも、ローカル新聞に取り上げられたほうが「このあいだ載っていたね、すごいじゃん!」と言われるんです。
水野
地方の人にとっては、ローカルな情報のほうが説得力あるんですよね。

複業ってはじめから報酬を得られるものばかりじゃない

竹内
「地方×複業」が注目されていて、これからますます取り組む人が増えてくるかなと。 「これはしないほうがいい」ということはありますか?
水野
注目されるのはいいことですが、「ブームだから」という理由で、複業を始めるのは、ちょっと心配ですね。
竹内
それは、なぜでしょう?
水野
複業がベストな選択かは、人によって違うからです。始める前に、「複業したい理由」「いまの仕事を続けている意味」「自分にとって居心地のよい状態」などは、考えておいたほうがいいかなと。
佐藤
うん、うん。
水野
複業は最初は特にバランスが取れないものだと思うので、複業することが「目的」になるとツラくなっちゃうんです。

本業:複業のバランスが、50:50じゃなくて、キャパシティをオーバーして60:60になることもある。時間などがきっちりと分かれるわけじゃないんですよね。なので、モチベーションが必要になってくるかなと。
佐藤
地方での複業って、「今月は月に何回、何日間は地方に滞在してみよう」と、自分の中で小さな実験を繰り返しながら、自分に合ったペースを見つけていくことが大事なんだと思います。
水野
わたしも1年間、週5日で熱海と東京を行き来する生活を続けてみたのですが、「熱海での活動を増やしたい」と思い、週4日にしました。
佐藤
自分のペースで、ゆっくりと焦らず、試行錯誤してみるのが大事ですね。
水野
動いているなかで、見えてくるものがありますよね。
佐藤
はい。複業ってはじめから報酬を得られるものばかりじゃないですから
水野
そうそう。報酬が目的になると、都市部の人は「残業したほうが給料はいいじゃん」と感じるはずです。

「副業」と「複業」の意味の違いや、複業の必要性を考えられる人が複業したほうがいいと思います。
佐藤
僕が岩手で取り組んでいるマイプロジェクトも、すぐに報酬につながっているわけではありません。たとえば以前、移住促進のPRに携わったことがあって。

その経験が「報酬を得られる仕事」になったのは、岩手でたくさんのつながりが生まれて、岩手にかかわる人たちと開催したイベントが盛り上がったあとでした。

「やりたいこと」が先に立つと、そういう流れになることもありますね。

やったことのない人のアドバイスは聞かなくていい

竹内
周りから「二拠点生活をしながら、複業するのは大変そう」って言われたことはありますか?
2018年12月25日憧れの二拠点生活「でも何から始めれば?」――地方で複業する課題と理想を話し合ってみた
水野
よく言われます。それに「忙しそうだね」って。
佐藤
僕も言われますね。あと、「どこにいるの?」とか。
水野
「何屋さんなの?」とかも。あるあるですね(笑)
竹内
周りから「大変そう」と言われたとき、モチベーションを保つのが難しいときってありますよね。そう言われたとき、どう考えればいいんでしょう。
佐藤
やったことがない人のアドバイスは、聞かなくていいんじゃないですかね(笑)

やったことがない人から「絶対に辞めたほうがいい」と言われても、何も説得力がないじゃないですか。やったことがある人のアドバイスは、素直に受け入れたほうがいいと思いますが。

僕は、そういう考え方で整理して、自分の選択をしています。
水野
わたし、いまの生活を大変だと思ったことはまったくないんです。それは、好きなことしか、していないから

ただ、楽しく仕事するためには、未来を見据えて、どうしたらモチベーションが上がるかなとは考えますね。

経営者の頭の中には、求人化されてない仕事がたくさんある

竹内
地方に飛び込んだとき、編集スキルや撮影スキルのような、「手に職系のスキル」がないと、仕事をつくることって難しいんですか?
水野
必ずしも、特別なスキルが必要ではないと思います。

たとえば昨年、熱海市の地元企業と都市部の人材をつなぐコーディネーターとして、ビズリーチの複業案件『地域貢献ビジネスプロ人材』にかかわりました。

そこでは塗装業者さんが「人事労務担当者」を募集していました。都内には、そういうバックオフィスのスキルを持つ方はたくさんいますが、地方で重宝されていることもあります。
佐藤
それに、都市部では「普通」として捉えられていることが、地方にはまだ浸透していないことが多いんです。そのとき、役立てる余地があって。
竹内
たとえばどんなことでしょう?
佐藤
遠恋複業課に、都市部で働く営業スキルを持った人が来て、「営業管理にはこんな顧客管理システムを使っている」と話していたんです。

それを聞いた地方企業の方が、「そんなのあるんですか。今度、それをウチの会社のみんなに教えてもらえませんか?」という話につながっていました。
水野
「仕事になる」と自覚していない自分のスキルが、必要とされることもありますよね。

SNSの発信力の弱い地元企業が、「SNSを使って広報活動できる人材」を募集していたこともありました。そんなふうに、自分が日常的にやっていることで、役立てる仕事もあります。
佐藤
それに、経営者の頭の中には、グーグルでは検索できない「求人化されてない仕事」がたくさんあるんですよ。
水野
それ、すごくわかる……!
佐藤
地方のハローワークに出ている求人は、都市部のビジネスパーソンからすると、「うーん、これか……」っていう条件や業務内容の求人票が正直多いじゃないですか。

でも、経営者の考えていることをヒアリングすれば、アウトソーシングできる業務がたくさんあるんです。それに気づいていない経営者は少なくありません。
竹内
なるほど。以前、僕は「地方=観光業、製造業、肉体労働みたいな仕事しかないでしょ?」と言われたことがあるんですけど、そんなことはないですか?
佐藤
「仕事がない」は幻想でしかないです。
水野
モノの見方を変えれば、「これって企画すれば仕事になるよね」と気づけることもあって。
佐藤
そうそう。だから、現場に足を運んで、企業さんとの信頼関係を築いていくなかで、はじめて仕事が表に出てくることもあります。
水野
本業とはまったく関係のない仕事って、その会社のホームページを見てもわからないじゃないですか。

これは、ガス会社さんの複業案件を見つけるために、要件定義からかかわって感じたことなんですけど。
佐藤
要件定義って、採用のミスマッチを減らすために大事ですよね。
水野
そうなんです。インフラの契約者を増やすためにも、まずは熱海の魅力を高めて外から人を集める必要があるというお話になって。

以前から熱海の付加価値を上げる取り組みはされていたのですが、今回は自社内のキッチンスペースを有効活用した新規事業を行なうことになったんです。
竹内
最終的には、どんな複業案件になったんですか?
水野
その事業をSNSで発信して、オンラインで集客や告知ができる人材の募集につながりました。
竹内
なるほど。「仕事がない」じゃなくて、「仕事を見つけられていない」だけなのかもしれないんですね。
水野
はい。経営者の頭の中を編集できる人がいれば、地方に仕事が生まれるんです。
文:流石香織/編集:松尾奈々絵(ノオト)/撮影:栃久保誠/企画:竹内義晴
後編につづく

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執筆

ライター

流石 香織

1987年生まれ、東京都在住。2014年からフリーライターとして活動。ビジネスやコミュニケーション、美容などのあらゆるテーマで、Web記事や書籍の執筆に携わる。

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撮影・イラスト

写真家

栃久保 誠

フリーランスフォトグラファー。人を撮ることを得意とし様々なジャンルの撮影、映像制作に携わる。旅好き。

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編集

ライター

松尾 奈々絵

コンテンツメーカー・有限会社ノオトのライター、編集者。担当ジャンルは働き方や街紹介メディアなど。

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