夕海
日本大学芸術学部美術学科を卒業後、フリーランスでの活動を開始。講談社にて『三瓶先生の時間』が第2回THE GATE奨励賞、『ひみつの花園さん』が第69回ちばてつや賞大賞受賞。オリジナルデザインのTシャツ等も販売中。
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このエッセイは、スイス出身のアレックスという人物が日本の企業サイボウズに就職した際に感じた文化の違いや驚きを綴ったものです。アレックスは日本語学校でビジネスマナーや敬語を学んだが、実際の職場環境での使われ方やその雰囲気が学校で習ったものと異なることに気づき、驚きを覚えました。
特に新しい発見として、面接時のカジュアルな服装の面接官の態度と、本来の面接のフォーマルな雰囲気とのギャップに戸惑いました。また、企業内で「コーヒーを淹れに行く」という言葉の真意を誤解した経験や、日本人の名前を覚えることの難しさなども挙げ、「あれっ?」と思うことが多くあったと述べています。これらを通じて、日本で仕事をする際に直面する具体的な問題を外国人視点で紹介し、業務環境において文化的な誤解が発生する可能性があることを示しています。
2018年の11月にサイボウズに入社したアレックスと申します。スイス出身です。よろしくお願いいたします。
……という自己紹介は、そのまま日本語学校で覚えたものです。就職活動では、尊敬語、謙譲語、ビジネスマナーなどが必要になると聞いたので、フラッシュカードやYouTubeで毎日寝る前に練習しました。そして、同じシェアハウスに住んでいる日本人のハウスメイトにも「日本で働くのはどんな感じ?」と聞いていたので、なんとなく日本で働くイメージは、頭の中にありました。
しかし、いざサイボウズに入社してみると、教わったイメージと違っていて「あれっ?」と思うことが何度もありました。そこで今回から、「サイボウズでの会社員生活」で得た気づきを、外国人視点でお伝えしていきたいと思います。サイボウズに入社したスイス人の観察記、第1回です。
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日本大学芸術学部美術学科を卒業後、フリーランスでの活動を開始。講談社にて『三瓶先生の時間』が第2回THE GATE奨励賞、『ひみつの花園さん』が第69回ちばてつや賞大賞受賞。オリジナルデザインのTシャツ等も販売中。
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