山里 將樹
千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。
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この記事を読むことで、サイボウズの社内文化や慣習について理解を深めることができます。具体的には、サイボウズではオンラインでの情報共有が非常に密であり、社員は会議の議事録や営業案件管理、さらにプロモーション企画のブレインストーミングなど、さまざまな情報にアクセスできる点が挙げられます。これにより、社内全体の状況を把握しやすくなり、職場外の場所からでも助け合うことが容易になることがわかります。
また、サイボウズでは社員が社内Wikipediaを作成するなど、情報検索を容易にする工夫が自然に生まれていることが特徴です。このようなフラットな情報共有文化があることで、物理的に場所にとらわれることなく働ける環境が整っていることが強調されています。この文化は、新しい働き方や自由な働き方を模索する企業や個人にとって貴重な事例として参考になるでしょう。
どうする? 在宅勤務
「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。
そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。
「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……?
そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」がスタートします。
サイボウズの「オンラインでの情報共有の密度」と、その「フラットさ」に対しては、入社されて驚く方が多いです。
会議の議事録、営業の案件管理、プロモーション企画のブレスト、社員のつぶやき、イベントの実況中継……。ありとあらゆる情報が、サイボウズではオンラインでやりとりされています。そして、そのほとんどすべての情報に全社員がアクセスできます。隣同士に座っているのにオンラインで会話する、なんてこともしばしば。まさにそこは「情報の海」です。
オンラインで情報共有することで、自分の部署以外の現状も把握しやすく、いざというときに助け合いやすい。情報検索しやすいようにと、社内Wikipediaを作り出す社員も自然と現れます(笑)。たとえバラバラの場所にいても、オンラインに集まることで、助け合える──。
場所にとらわれずに働ける大きな理由は、この「オンラインでの情報共有」にあると言えそうです。
(つづく)
マンガ:山里將樹 企画編集:明石悠佳
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千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。
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1992年生まれ、京都出身、東京在住。 大学時代に本屋で働いた経験から、文章に関わる仕事がしたいと編集者を目指すように。2015年サイボウズへ新卒で入社。製品プロモーション、サイボウズ式編集部での経験を経て、2020年フリーランスへ。現在は、ウェブや紙など媒体を問わず、編集者・ライターとして活動をしている。
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