サイボウズ株式会社

研修や勉強会をオンラインで実況したら、学習速度が段違いだった話

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 企業経営者
  • 人事担当者
  • 働き方改革に興味があるビジネスパーソン
  • サイボウズに興味がある転職希望者
  • 教育や研修の効率化を考えている人
Point この記事を読んで得られる知識

この記事では、サイボウズが取り組むユニークな社内文化として、研修や勉強会においてリアルタイムで情報や気づきをオープンに共有する"実況スレッド"の活用について紹介されている。このスレッドを通じて、参加者は研修中に思った疑問や得られた情報を即時に共有することができるため、双方向のコミュニケーションが生まれやすくなる。この方法により、研修や勉強会が一方通行になりがちだった部分が改善され、効率的に学習を進めることができ、一体感と参加意識を高めることが可能になるとされている。さらに、日常業務での小さな疑問や感想もオープンに共有することで、質問しにくい風潮を改善し、職場の雰囲気をより良くすると提案されている。このような取り組みが、サイボウズをはじめとする"働きやすい会社"の一部を構成している。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

働きやすい会社のヘンなところ

研修や勉強会をオンラインで実況したら、学習速度が段違いだった話

「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。

そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。

「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……? 

そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第7話は、研修や勉強会で役に立つ実況文化についてのお話です。

第7話:研修が難しくて話についていけない。そんな時にできることは……?

些細なことでもみんなが共有すれば、大きな学びになる

サイボウズでは研修や勉強会、大人数での会議などで「実況スレッド」が使われることがあります。オープンな場所にリアルタイムで気づきや疑問を書き込むことで、参加者全員で学びを共有することができるのです。

実際の勉強会での実況。「実況スレッド」は誰でも見られるようになっている

「ここが難しくて分からなかった……」「役に立ちそうな情報あったので共有しておきます!」など、一方通行になりがちな研修や勉強会でも、実況スレッドなら双方向のコミュニケーションが生まれます。こういった、ささいなことでも共有する姿勢が参加意識を高め、効率的な学習にもつながっています。 日々の業務でも「わざわざ言うことでもないかな……?」と、疑問をそのままにしてしまいがちです。しかし、その積み重ねが質問しにくい空気をつくり出す、原因になってしまうことも……。 ちょっとした感想や疑問でもオープンな場所で共有してみることが、働きやすい会社への一歩になるのかもしれません。 (つづく)
マンガ:山里將樹 企画編集:高橋団
2019年12月12日「寝坊してしまった……上司に怒られる!」と思いきや、嘘をつかなかったことを褒められた
2019年8月22日「勤務時間にプライベートの話をする」なんて、言語道断だと思ってた
2019年5月13日約500人の日報をすべて読み、社内情報を把握しまくる社員に心底驚いた話
2019年3月 5日「会社でモヤモヤしたことを言いづらい……」とためらっていたら、同僚に一喝されてしまった

タグ一覧

  • マンガ

SNSシェア

  • シェア
  • Tweet

執筆

イラストレーター

山里 將樹

千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。

この人が書いた記事をもっと読む

編集

編集部

高橋団

2019年に新卒でサイボウズに入社。サイボウズ式初の新人編集部員。神奈川出身。大学では学生記者として活動。スポーツとチームワークに興味があります。複業でスポーツを中心に写真を撮っています。

この人が編集した記事をもっと読む

Pick Up人気の記事