サイボウズ株式会社

命がけで会議の資料をつくったら「それいります?」と言われた話

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 企業の人事担当者
  • 働き方改革に興味があるビジネスパーソン
  • サイボウズに興味がある転職希望者
  • IT企業の職場文化に関心がある人
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を通して読者は、サイボウズという企業のユニークな職場文化と仕事の進め方を知ることができる。特に、サイボウズでは「キントーン」というツールを活用してチーム内のコミュニケーションと情報共有を行っている点が特徴である。そこで、通常の企業でよく行われる詳細な会議資料の作成という文化があまりない。これは、書き込みを中心に業務を進めることで、チームメンバーがリアルタイムでプロジェクトの進行状況を把握しやすくしたり、コンスタントに軌道修正を行ったりすることができるからである。こうした方法により、新しくプロジェクトに参加したメンバーも過去のやり取りを簡単に追跡できるため、チームのキャッチアップもスムーズになる。このような情報共有のあり方の見直しは、業務効率化を目指す他の企業にも有用であるかもしれない。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

働きやすい会社のヘンなところ

命がけで会議の資料をつくったら「それいります?」と言われた話

「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。

そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。

「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……? 

そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第8話は、サイボウズでの仕事の進め方に関するお話です。

第8話:「すごい資料ですね!」と褒められると思いきや……?

書き込みを中心に仕事を進めれば、結構ムダが減るかも

サイボウズでは、基本的にキントーンへの「書き込み」で仕事を進めます。チームの会議や打ち合わせもその書き込みを見せながら進めるので、社内資料をつくり込む文化がありません。 普段の業務であまり接点がない人との打ち合わせなど、時には資料に落とし込んだ方がいい場合もありますが、できる限り書き込みをベースに進めることによって、序盤からこまめに軌道修正ができたり、仕事の進捗も見えやすくなるため、チームの業務効率が上がるのです。 プロジェクトごとに書き込みをまとめれば、新しく参加したメンバーも過去のやり取りを簡単にさかのぼれるので、キャッチアップがスムーズになります。 仕事のムダに悩まされている方は、チームの情報共有のあり方を見直してみるといいかもしれません。(つづく)
マンガ:山里將樹 企画編集:今井豪人
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執筆

イラストレーター

山里 將樹

千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。

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編集

編集部

今井 豪人

酒類・食品メーカーを経て、2020年サイボウズに入社。 サイボウズ式では、社内の変わった文化・制度、マンガ記事を中心に編集しています。

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