曽我 智恵里
1994年生まれ・新潟県在住。Web広告代理店にてマーケティング・広報を経験したのち、サイボウズへ入社。「チームワーク」の価値が伝わるコンテンツづくりに取り組んでいます。趣味はサッカー観戦・サウナ。
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この記事では、IT企業サイボウズがオリジナルTシャツを作成した背景とそのプロセスについて詳しく説明されています。サイボウズは、通常業務としては企業のノベルティを制作することが多いですが、今回のプロジェクトでは「企業色ゼロ」のアプローチを採用。これにより、企業のノベルティらしさを排除し、より自由なイメージで「チームワーク」を表現することが目的となりました。
プロジェクトのきっかけは、普段から協力しているイラストレーターが「自由に表現したい」という希望を示したことにあります。そこで、サイボウズ式の編集長である神保麻希がイラストレーターたちに自由な発想でTシャツのデザインを任せた結果、革新的で多様な「チームワーク」のビジュアルが実現しました。
また、プロジェクトはサイボウズの「チームワーク」を新たな形で伝えるための試みでもあり、言葉を使わず視覚的な形でその価値を表現することが狙いです。イラストのモチーフは様々で、あるイラストレーターは細胞を、別の一人はバスケットボールを、他の一人は花をそれぞれの「チームワーク」として表現しました。
今回のオリジナルTシャツは、企業や製品の文脈だけでなく、その背後にあるストーリーにも価値を感じる人たちに向けた商品として開発されました。このプロジェクトは同様の手法で、今後も新しい表現を模索していく予定です。サイボウズは、社員だけでなく社外のクリエイティブパートナーとも連携しながら、新たな企業価値を発信し続けています。
この度サイボウズ式は、新たな挑戦として「オリジナルTシャツ」を作りました。
3名のイラストレーターさんに依頼したところ、今までのサイボウズ式にはない、新しい「チームワーク」の姿が!
オウンドメディアのサイボウズ式が、なぜTシャツを作ったのか? 今回の記事では、本プロジェクトの背景やストーリーをお伝えします。
「デザインの指定はありません。みなさんが想像する"チームワーク"を、自由に表現してほしいです。」
先入観にとらわれない自由な発想で「チームワーク」を表現してもらうため、3名のイラストレーターに依頼。すると今までのサイボウズ式にはなかった、新しい「チームワーク」のイメージが現れました。
従来の「企業ノベルティ」らしくない新たなグッズが生まれたことから、「#サイボウズ式merch」というテーマを策定。
皆さんは、どのイラストに惹かれますか? 気になる方は、ぜひこちらより商品をご覧ください。
「サイボウズ式・Tシャツプロジェクト」の背景やストーリーを、プロジェクトリーダーの神保 麻希(じんぼ まき)さんから伺いました。
神保 麻希(じんぼ・まき)。サイボウズ株式会社 マーケティング本部所属。 2023年より、サイボウズ式の編集長に就任。マーケティング本部にてサイボウズのブランディング、メディアコンテンツの制作を担当。
左から「ashino kohei」「norahi」「MIOSHROOM」。サイボウズ式オリジナルTシャツの商品情報はこちら
今回ご協力いただいたイラストレーターの皆さんからも、コメントをいただきました。
これまで漠然と持っていたチーム像は、リーダーを中心に、ある意味で「個を殺して一丸となって」プロジェクトの成功に向かう姿でした。今回Tシャツをデザインするにあたり、それが窮屈な解釈ではないか?と最初はとても悩みました。
そして、よりTシャツに適した表現とは? と考えたとき、多様なメンバーが相互関係の中で自律的に活動し、その集合体として「チームが解放的でありながらも団結しエネルギッシュ」である形が理想的だなと思うに至りました。
その理想像をどんな風に描けるだろうと思いを巡らした末に「細胞」が思い浮かびました。当初は見た目をより細胞らしく描くことを意識しましたが、サイボウズ式編集部とのやり取りを経て、細胞の体に拘り過ぎずにパワフルな様子を強調する方向で楽しく描くことが出来たんです。Tシャツの制作過程においても、まさに素晴らしいチームワークを実感することが出来ました。
「チームワーク」とは、目に見えないエネルギーをメンバーみんなで感じながら創りあげていくことだと私は思います。チームワークは魔法です。ぶつかりながらもチームとしていろんな角度から成功に導きだせたときに、やっと点と点が繋がる姿。それを、美しい花で表現しました。
この絵を描く上で1番楽しかった点は「わたし自身が今1番楽しんでいるか?」 の質問に対しての答えが完全にYESだったこと。今1番好きな場所スリランカにいて、好きなこと(サーフィン、絵描き)をしている状態の私で描けたことが、さらにこの絵を楽しませてくれているのだと気づいたのです。
一方で、チームワークという場所から少しかけ離れていた私にとっては、なかなか難しいテーマでもありました。ですが、結果的に生活すべてがチームワークに繋がっているとも気づきました。家族、友達、恋人、会社仲間、そして自然とも全ては1人では成り立たないものであり、みんながいてこその私。その気持ちを絵に表現するのは難しかったのと同時に大きな気づきになりました。
学生の頃、私はバスケットボールに夢中で、毎日をスポーツに捧げていました。それほどまでに部活に打ち込んでいたのに、実はずっとベンチウォーマーだったんです。でも、自分に何ができるかを必死に考え、試合の日には思い切りベンチから声を出していました。毎日たくさん走ったし、たくさん筋トレもしたけど、それでもバスケットボールは全然うまくならなかったんです。
ある日、顧問の先生から「君のベンチからの声援はいいムードを作るよ」と言われた時、その一言がすごく嬉しかったんですよね。「チームワークってそういうことなんだな」と思った瞬間でした。
今回「チームワーク」というテーマをいただいた時、真っ先にこの経験を思い出し、それをイラストに起こしてみました。大人になって社会に出てもこの経験は活かせるんだなと気づいて、ちょっと誇らしくなりました。
サイボウズ式の新たな挑戦として「オリジナルTシャツ」を作った背景や、プロジェクトに込めた想いをご紹介しました。
細胞、花、バスケットボール…… 一言で「チームワーク」と言っても、こんなに多様な表現になるんですね。
皆さんは、どのイラストに「ピン」と来ましたか? 気になる方は、ぜひこちらより商品をご覧ください。
なお、ご購入いただいた方には下記の「オリジナルステッカー」をランダムで1枚プレゼントいたします。こちらもお楽しみに!
サイボウズ商店で発売中!執筆:曽我智恵里/撮影:高橋団/編集:神保麻希
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1994年生まれ・新潟県在住。Web広告代理店にてマーケティング・広報を経験したのち、サイボウズへ入社。「チームワーク」の価値が伝わるコンテンツづくりに取り組んでいます。趣味はサッカー観戦・サウナ。
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2019年に新卒でサイボウズに入社。サイボウズ式初の新人編集部員。神奈川出身。大学では学生記者として活動。スポーツとチームワークに興味があります。複業でスポーツを中心に写真を撮っています。
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サイボウズ株式会社 マーケティング本部所属。 立教大学 文学科 文芸・思想専修 卒業後、新卒で総合PR代理店に入社。その後ライフスタイル系メディアの広告営業・プランナーを経て、2019年よりサイボウズに入社。
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