サイボウズ株式会社

「つらかったら言ってね」は難易度が高い。ひとりで抱え込みがちな人でも、チームの力になれる悩みの解消法

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 企業の人事担当者
  • 働きやすい職場環境を求める就職・転職希望者
  • メンタルヘルスに関心のあるビジネスパーソン
  • サイボウズの文化に興味を持つ人
  • ストレスマネージメントに取り組む専門家
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を読むことで、読者はサイボウズという会社がどのようにして社員の悩みをチームの力として活かす文化を持っているかを知ることができる。社員が個人で悩みを抱え込まないようにするために、サイボウズは業務の一環として悩みを共有する機会を設けており、これにより気軽に相談できる環境を築いていることがわかる。また、悩みを共有する文化によって、個々の問題がチーム全体の力になり得ること、そしてそれが会社全体の生産性や働きやすさに寄与する可能性について理解を深めることができる。さらに、こうした環境が一般的には持ちづらいものであり、会社独自の「働きやすさ」の一部であることが示されている。この文化の重要性は、社員が仕事の悩みを自分だけの問題と捉えるのではなく、チームの成長と連携につながる資源として見直すことにある。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

働きやすい会社のヘンなところ

「つらかったら言ってね」は難易度が高い。ひとりで抱え込みがちな人でも、チームの力になれる悩みの解消法

「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。

そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。

「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……? 

そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第11話は、サイボウズでの仕事の悩みに関するお話です。

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第11話:「活躍できている気がしない……」と不安になった時にできることは?

小さな悩みも仕事として共有すると、チームの力になる

サイボウズ式編集部では、定期的によかったことや悩みなどを共有する会議を開いています。

「つらかったら言ってね」と言われても、「邪魔になったらどうしよう」「無能だと思われたらどうしよう」など、実際に相談するハードルは高いものです。そこで、業務の一環として悩みを共有する機会をつくることで、気負うことなく相談ができるのです。

実際の悩み相談の書き込み。これまで編集部では80近くの悩みを解決してきました

日々の業務に追われていると「自分のスキルの問題だし……」と、悩みをひとりで抱え込んでしまいがちです。しかし、溜め込み続けた結果、焦りからミスが起きてまた悩む、と負のスパイラルにおちいることも……。

他の人の悩みを聞いていたら「それ、私も」と、自分でも気付いていなかった悩みを発見することがあります。自分の悩みがチームの力になるかも、と発想の転換ができれば、働きやすい会社への一歩になるのかもしれません。

(つづく)
マンガ:山里將樹 企画編集:高橋団/神保麻希
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執筆

イラストレーター

山里 將樹

千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。

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編集

編集部

高橋団

2019年に新卒でサイボウズに入社。サイボウズ式初の新人編集部員。神奈川出身。大学では学生記者として活動。スポーツとチームワークに興味があります。複業でスポーツを中心に写真を撮っています。

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