サイボウズ株式会社

いつ終わるんだろう、自粛生活……。スイス出身シロクマと妄想するコロナ後の日常

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 日本で働く外国人
  • コロナの影響で働き方が変わった人
  • 自粛生活に疑問を感じている人
  • 異文化での働き方に興味がある人
  • 在宅勤務を経験しているビジネスパーソン
Point この記事を読んで得られる知識

このエッセイでは、スイス出身のアレックスが日本のIT企業で働く外国人としてコロナ禍をどう体験しているかについて語っています。彼はサイボウズという企業で働いており、規制が厳しいスイスの公共機関から、スピーディなベンチャー企業に転職したことで感じた文化的な違いや外国人としての存在感を「オフィスで働くシロクマ」に例えています。

コロナウイルスの影響で自粛生活と在宅勤務が突然始まり、従来の生活が変わってしまったことから、彼は新しい働き方や職場環境について考え始めました。議論の中では、職場で求める要素や環境をチームで話し合うことの重要性にも触れます。また、アレックスは自粛生活の中でマスクを着用する日常に慣れたものの、マスクがない自由な日常を想像し、顔の表情を磨くことにも言及しています。

さらに、コロナ禍における時間の使い方や「言い訳マスター」としてのアプローチにも触れ、できないことが増える中で自分を甘やかしがちになった経験を告白します。このように、アレックスのユーモアを交えた体験談を通じて、読者はコロナ後の生活について考えるきっかけを得ることができます。

Text AI要約の元文章
働き方・生き方

いつ終わるんだろう、自粛生活……。スイス出身シロクマと妄想するコロナ後の日常

Kintopia編集長のアレックスです。スイスの公共機関などでの数年間を経て、日本のIT企業のサイボウズに転職しました。規制が厳しく動きの遅い組織から、猛烈なスピード感のベンチャーの世界になじむのは大変です。

日本で働く外国人は、めずらしく、とても目立ちます。それはまるで、オフィスで働くシロクマ(Polar Bear)のような存在です。

最近、自分の職場環境に慣れ始めたところに突然訪れた「自粛生活と在宅勤務」。わたしが経験したことを、シロクマの気持ちと姿とともにお届けしたいと思います。

切実な願い

アレックス
コロナが収束したら、私たちは以前の生活に戻ることを考え始めますよね。ただ、あらゆる変化があったなかで(ほとんどが悪い方向にですが)仕事がしやすくなった点もありました。

急いで次の判断をする前に、職場に求める環境や要素についてチームで会話をしてみると良さそうですね。あ、あと、僕にスーツは着させないでください。くま用の仕立て屋は高いんです。

マスクなしの日常を妄想してみたら

*ワクチン接種後も、マスクなどの感染予防対策は必要です。

アレックス
マスク生活のなかで学んだことは、顔の下半分の重要性です。みなさん、長いこと顔の下半分の動きに注目してこなかったのではないでしょうか。

マスクなしで過ごせる日がきた時のために、僕は顔の下半分の動きを鏡の前で練習しておきます。

コロナめ!

アレックス
「言い訳マスター」として、僕は自分にとって有益な時間の使い方を熟知しています。コロナ禍では、できないことが増えた分、つい、いろんな言い訳をして自分を甘やかしすぎた気もしますが...。

でも、言い訳は使える間に使っておきたいので、ピザでも頼もうかな。ジムはまた今度。コロナめ!

執筆:アレックス/マンガ:夕海/翻訳・編集:鮫島 みな
2020年6月9日在宅勤務で緊張感が溶けちゃった……。自粛生活に「適度なプレッシャー」を求めるスイス出身シロクマのとある1日
2019年2月 5日「あれっ、日本語学校で教わったことと違うじゃん!」──スイス人がサイボウズの面接を受けて感じたこと

Pick Up人気の記事