
2024.04.09 TECHNOLOGY 生体認証技術など、デジタル技術を活用した新規ビジネスの仕掛人。日立製作所のPMが考える、これからのエンジニアに必要な視点

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- テクノロジーに興味がある人
- 生体認証技術に関心を持つ人
- 企業のDX推進担当者
- 未来の購買体験に興味がある読者
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この記事を読むことで、日立製作所が開発中の「Public Biometric Infrastructure(PBI)」技術について知ることができる。PBIは、生体情報を復元不可能な形でデータ化し、プライバシーを守りながら高いセキュリティを提供する技術である。この技術を活用することで、財布やカードケースを持たずに手ぶらで買い物ができる未来が近づいていることがわかる。さらに、具体的なプロジェクトとして、日立が東武鉄道株式会社や西日本鉄道株式会社と協力して購買体験のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めていることが述べられている。この記事では、日立のプロジェクト推進に携わる責任者が、どのような未来を考えているのか、またプロジェクトを進める上で必要とされるエンジニアのスキルについても伺うことができる。
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「財布やカードケースなどを持たず、手ぶらでショッピングを楽しむ。」実現するのはまだ先だと思われていたそんな未来が、いよいよ近づいてきているようです。
株式会社日立製作所(以下、日立)が研究開発を進めるPBI(Public Biometric Infrastructure:公開型生体認証基盤)は、生体情報を復元不可能な形にデータ変換することで、プライバシーの保護と高度なセキュリティを実現する技術で、先述の手ぶらショッピングなど、人の出入りに関わる様々な日常シーンのDXを加速させるものとして期待されています。
今回は、そんなPBI技術を活用して店舗における購買体験のアップデートを仕掛ける日立のプロジェクトマネージャーにお話を伺いました。東武鉄道株式会社や西日本鉄道株式会社との協創によって、どのような未来を描いているのか。そして、日々先進的なプロジェクトを推進する立場として、どのようなエンジニアが必要だと考えているのか。具体的な事例をもとに、ざっくばらんにお話しいただきました。
*記事の内容は取材当時(2024年2月)のものです。
*PBI技術については以下の記事もご参照ください。
▶︎生体認証にパラダイムシフトをもたらした日立の「PBI」技術がすごい理由全文はこちら