サイボウズ株式会社

サイボウズに、世界一の男がいるらしい。

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • サイボウズのファン
  • 企業文化に興味のある人
  • スポーツ愛好者やブーメランに興味がある人
  • ユニークな社風を持つ会社を探している人
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を読むことで、サイボウズという企業のユニークな社風と多様性を尊重する文化について理解することができます。社員である天野琢也(アマタク)がブーメランの一種であるカイリーの世界大会に参加し、カイリー部門で優勝したことが紹介されており、その過程でサイボウズの社員たちが彼を積極的に応援しサポートする姿勢が描かれています。さらに、カイリーという種目についての詳細と、それがもともと狩猟用の武器であること、そして競技では的に当てる精度を競うことも説明されています。記事を通じて、サイボウズが個々の社員の個性や活動を大切にし、柔軟な働き方を奨励していることを知ることができます。また、世界大会に向けたアマタクの情熱や、仲間たちとのコミカルなやり取りを通じて、職場の明るく支持的な雰囲気を感じ取ることができます。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

サイボウズに、世界一の男がいるらしい。

こんにちは!2012年も残すところあと2週間ほどとなりましたね!サイボウズ式編集部のあーみんです☆

先日、サイボウズのあるメンバーが3週間ほどの長期休暇を取りました。 彼の名は天野琢也、通称「アマタク」。2011年にサイボウズに入社した2年目の社員です。法務部門に所属する、一見真面目そうな雰囲気の男の子。 そんな彼が3週間もの休みを取得した理由・・・それは、ブーメランの世界大会に出場するため、ブラジルに渡っていたからです。

「好きな女性のタイプは、しなやかだけど芯があって、自由だけど最後には自分の所に戻ってくるような女性。
つまり、ブーメランみたいな女性です。」

アマタクのブーメラン歴はかれこれ10年近くになるそうで、2年に1回開催される世界大会には毎回出場しているとのこと。 しかし、入社してからはさすがに3週間も休暇を取るとなると業務に様々な支障をきたす可能性もありますし、なかなか上司も良い顔をしないかもしれません。

ところがサイボウズの場合はむしろ逆。 同じ本部のメンバーが超ノリノリでポロシャツを作って寄せ書きをしたり、可愛い耳付き帽子をプレゼントして「必ず大会でかぶってね!」と強制したり。愛がある会社なんです。たぶん。

そんな彼が今年おさめた成績は、カイリー部門での優勝でした。

これが"カイリー"。ブーメランより野性っぽさを感じます。

カイリーとは、一言でいうと『戻ってこないブーメラン』だそうです。もともとは狩猟用の武器として使われた道具だそうで、大会ではいかに正確に獲物(的)に当てて倒せるかのテクニックを競います。それ、ブーメランちゃうやん!と突っ込まれそうですが、一応ブーメランの仲間みたいです。

そしてアマタクは、このカイリー部門での優勝者・・・つまり、世界一カイリーを使いこなせる男、ということなのです! そんな彼に、カイリーの魅力を聞いてみると・・・

カイリーはとにかく分りやすいところが好きなんです。当てて、倒す。それも、できるだけ思いっきり投げないと的が倒れません。的に当たった時の爽快感と狩猟本能が満たされる感じの高揚感は何ものにも代えがたいです。

だそうです。意外と発言が肉食系で先輩はおどろきを隠せません。

平日昼間に、大人4人で河川敷へ

というわけで、さっそくアマタクの実力を見せてもらうために、サイボウズ式編集部は荒川の河川敷へ向かいました。 平日昼間に河川敷へ行く大人、と書くと何となく哀愁が漂うのですが、「これは立派な仕事なのだ・・・」と言い聞かせました。

デスクトップ写真に設定してもおかしくないほどに晴れ渡った空

ブーメランは人に当たったりすると非常に危険なので、公園などでは練習ができません。そのため、いつもこの広大な河川敷の広場で練習をしているそうです。 写真には映っていませんが、河川敷の近くでおじさんが5,6人でテーブルを囲んでお酒を飲んでいました。できることなら、わたしも混じりたかったです。

河川敷に到着してから、さっそくその辺の草むらでユニフォームに着替えてもらいました。

ファッションリーダーアマタク

あーみん

カイリーって、いくらぐらいで購入できるものなんですか?

0円です

あーみん

えっ

だから0円です。このカイリーは、鳥取砂丘へ行って適当な木を拾って作りました

あーみん

えっ

てっきりムラサキスポーツとかで競技用のカイリーが売っていると思っていたら、なんとアマタクお手製だったようです。 そもそも国内ではカイリーはほとんど売っておらず、自作する人もかなり多いとか。なんて野性的。

さて、いよいよカイリーを投げて見せてもらうことになりました。 先述のとおり、世界大会ではカイリーを的に当ててテクニックを競う競技です。が、しかし。この広大なグラウンドで的になりそうなものといったら、我々サイボウズ式編集部員くらいという事実に気が付いてしまいました。これ、当たったら死んでまうで。

さすがにサイボウズ式のために命はかけられないので、今回は『どのくらいカイリーを遠くへ飛ばせるのか』というテクニックを見せていただくことになりました。

ヒュンヒュンとカイリーが風を切る音が響きます。カッコイイ!

でもカイリーは自分で返ってこないので、走って取りに行く必要があります。

世界チャンピオンの実力を知るために、今回わたしは秘密兵器を持って行きました。

かれこれ5年ほど苦楽を共にしてきた、Myメジャー

ジャーン!くまさんメジャー!(ドラえもんが道具を取りだす時のイントネーションで) ところどころ汚れている点に、年季を感じます。あーみんのバストとウエストのサイズ以外は何でも測れるよ!

1回で2メーターまでしか測れないのが唯一にして最大の難点

カイリーを投げた場所から飛距離を測ります。2、4、6、8、10、12・・・・・・・と地道に計測し、

木漏れ日が美しいですね。

・・・38、40! (だいたい)40メーターほど飛びました!かるーく投げただけで40メーター。すばらしいです。

とはいえ、それだけ飛ばすのがどれだけすごいことなのか、数字だけではよく分かりませんよね。

そこで、ド素人のわたしも一度投げさせてもらうことになりました。

そおおおぉぉぉぉぉぉい!!!!

あーみん選手の全力投球!これはなかなかいい記録が出たのではないか・・・!?

あれ、なんか近い・・・

近っ!精一杯投げたつもりなのに、わたしの投げたカイリーは5メーターほど先の地面に落下しました。 すっかり忘れていましたが、わたしはとても運動神経が悪いのです。それを差し引いても、やっぱり世界チャンピオンの実力ってすごい、ということが分かりました。

鍋敷きを投げたらどうなるのか

そういえばサイボウズ式では、先日『サイボウズ式鍋敷き』というノベルティを作りました。一応『式』と鍋『敷き』をかけているのですが、あまり気付いてもらえません。

サイボウズ式鍋敷き

せっかくだから、世界チャンピオンの手でこのサイボウズ式鍋敷きをブーメランの代わりに投げてもらったらどうだろう! という案が浮上したので、無理を承知で頼んでみました。

あーみん

あのぅ・・・次はこれを投げてみて欲しいんですけど・・・

なっ、鍋敷きですか・・・?

突然の鍋敷きに、戸惑うアマタク

若干戸惑った表情を見せたものの、快く「いいですよ」と承諾してくれました。 さすが世界チャンピオン、心もひろい!

そして鍋敷きの飛距離は・・・なんと約35メーター!カイリーと大体同じくらい飛ぶ、という結果になりました。

写真で見ると、鍋敷きを投げているなんてまったく分かりません。

本当は『やっぱり鍋敷きだから、全然飛ばなかったね~』なんてオチを期待していたのですが、さすが世界チャンピオン。我々の予想の斜め上をあっさりと通り過ぎて、サイボウズ式鍋敷きは高らかに空を舞いました。

あーみん

これからは、大会で鍋敷を投げるっていうのはどうですかねぇ・・・

可能か不可能かでいえば可能なんですけど、やっぱり鍋敷きはちょっと・・・(苦笑)

あーみん

ですよねー!

というわけで、最後に今回投げていただいた鍋敷きに天野さん直筆サインを書いていただきました。 今回はこのサイボウズ式鍋敷きを、1名様にプレゼントいたします!世界チャンピオンのサイン、貴重なものですよ!

プレゼントの応募方法は、記事冒頭にある「ツイート」ボタンをクリックしていただき、「アマタク直筆サイン入り鍋敷きが欲しい!」とつぶやいてください。 抽選で1名様にプレゼントさせていただきます☆応募が1件も無いとそれはそれで悲しいので、ぜひお気軽にご応募ください!

※プレゼントキャンペーンは終了しました。

最後に、これからブーメランやカイリーを始めたいと思っている方へ、チャンピオンから一言。

2014年の4月中旬にオーストラリアのパースで世界大会があるので、予定を空けておいて下さい!

さて、サイボウズ式の年内の更新がこれが最後になります。2012年は1年間大変お世話になりました。2013年も、サイボウズ式をどうぞよろしくお願いいたします♪(あーみん) 【関連リンク】 プロモーションで戦車を使うための裏話? 社内恋愛を円滑にすすめる秘訣 写真撮影 :橋本 直己

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撮影・イラスト

写真家

橋本 直己

フリーランスのカメラマン・エディトリアルデザイナー。趣味は尺八。そして毎日スプラトゥーン2をやっています。

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