サイボウズ株式会社

サイボウズ式の2012年まとめと2013年への想い

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • ビジネスマン
  • マーケティング担当者
  • IT業界関係者
  • サイボウズのファン
  • メディア運営に興味のある方
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を読むことで、サイボウズが自社メディア「サイボウズ式」を通じて行っている取り組みや、その影響力についての知識が得られます。記事は、2012年の活動を振り返り、多くの読者からの反響や人気記事ランキングを紹介しています。特に、LINEチームを取り上げた記事の成功や、ソーシャルメディアを通じた拡散効果が大きかったことが強調されています。また、編集方針として、読者が求める記事を提供することを重視している点や、面白さと情報価値を兼ね備えた内容を目指している姿勢も理解できます。さらに、2013年に向けての計画として、チームワークとITに関するトピックを深掘りし、情報共有のツールを中心にした視点から、働き方や組織・制度の変革に目を向けようとしていることもわかります。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

サイボウズ式の2012年まとめと2013年への想い

いよいよ2013年がスタートしました。

昨年の5月14日にこの「サイボウズ式」を公開してから、約8ヶ月。
おかげさまで幅広い方々にご覧頂き、あちらこちらから「サイボウズ式おもろい!」という声を頂きました。ありがとうございます。

今年最初の記事のテーマは・・・メディアを始めたからにはやっておきたい年間のまとめ記事。
ということで、2012年のアクセスランキングをまとめました。

新年最初の記事なのでリハビリがてら、少々ゆるい感じでスタートします。

まずは、2012年のアクセス数ランキングのご紹介です。

1位
プロモーションで戦車を使うための裏話

2位
社内恋愛を円滑にすすめる秘訣

3位
サイボウズ社員が総力を挙げてお届け☆水道橋近郊おすすめランチマップ

4位
大人気サービス「LINE」を支えるチームのコラボ術

5位
どのようにしてLINEは生まれたのか――世界規模で利用が拡がる日本発アプリ「LINE」を生み出したチーム

6位
育児と仕事を両立させる女性のための、クラウド活用3つのポイント

7位
Facebookは仕事で使える?ループスが出した答えとは

8位
話題を生み出す”はあちゅう”式メディア運営術とは?キレナビ編集長・伊藤春香さん

9位
サイボウズが自社メディアを始める理由

10位
「人間関係は浅くていい」と、ソーシャル時代の新しい組織が見えてくる?おちまさと×山田理(サイボウズ副社長)対談

なんと、1~3位をあーみんが独占。
サイボウズにアルファブロガーが誕生した瞬間でした。


このランキングをもとに、記事を書いて頂いたライターの皆様を囲んで忘年会であーでもないこーでもないと色々振り返る会をやってみようと思ったのですが、なぜか早々に飲み過ぎたあーみんが暴走。そして後に事果てるという忘年会にありがちな展開になり、後日編集部メンバーだけで振り返ってみました。

驚くほどに認知が広がった「サイボウズ式」

 

皆さん、去年一年間サイボウズ式に取り組んでみていかがでしたか?

大槻

社外の広報仲間には「こういう取り組みをやってみたかった」とよく言われました。「どうやって取材しているの?」という取材方法から「あれはなぜやってるの?」というそもそもについての質問まで・・

椋田

身近な知り合いが知っててくれると嬉しいですよね。

大槻

サイボウズの製品は知らないけどサイボウズ式は知ってます、という人にけっこうお会いしてびっくりしました。「自社でメディアを始めても記事をあまり見られない」というのが一番怖かったので、ほっとしています。

藤村

自分の知らないところで見られていて、ソーシャルメディアの拡散力に驚きました。。

あーみん

ジョジョ会をやってる広報仲間から、あーみんを呼びたいとお声が掛かってました。記事の最後の「アリーヴェデルチ」という挨拶からだと思うけど、よく見られていますね。。

椋田

僕は高校時代の友人から「あーみんに会いたい」と。。

藤村

私は見知らぬ方にFacebookで「あーみんの上司の方ですね?」って言われました。。あと驚いたのは、サイボウズに対してネガティブイメージを持っていた方が、あーみんの記事を読んで「サイボウズに対して好感を持った」というつぶやきを見かけたとき。色々な波及効果がありました。

大槻

編集長として、その他には何かありましたか?

藤村

NHNの鳴海さんからリクエスト頂いて途中からBLOGOSさんに転載したのですが、こちらも反響が大きくて驚きました。 年末の「BLOGOS AWARD 2012」メディア賞にもノミネート頂いて。

大槻

チームワーク・オブ・ザ・イヤー」関連は、記事によってはサイボウズ式のサイトよりもBLOGOSでの方が数十倍も多く閲覧されました。

椋田

ランキング上位はユルめの記事とLINEチームが独占!

1、2、3位はあーみんの記事が独占でしたね。

大槻

4、5位はNHNさんのLINEチームを取り上げた記事。あーみんとLINEのメディアですね(笑)

藤村

サイボウズ社内のネタがこんなにも反響が大きくなるとは思わなかったです。社内恋愛とか戦車プロモーションとか・・

椋田

アクセス数1位、2位の記事はソーシャルメディアでの広がり方が凄かったですよね。1位の「戦車」記事は約2万ページビューを記録しました。 ちなみに、サイボウズ式全体のアクセス元としても60%近くがソーシャルメディアからの流入でした。

大槻

検索エンジンからの流入は全体の10%程度とかなり少ないのですが、3位の水道橋ランチマップの記事は検索エンジンからの流入を数多く集めた記事でした。「地域名+○○○」の検索フレーズはニーズが多いことがわかりました。

藤村

あーみんといえば、最初の頃は社員紹介ネタもやってましたよね。懐かしい。2回で終わってますが・・

大槻

ありましたね(笑)

あーみん

(笑)って

大槻

個人的に思い出深い記事は?

私は一番最初のLINEチームを取材した記事ですね。本当に個人的な話しなのですが、サイボウズ式には途中参加だったので、文章スタイルや写真の撮り方などで一番参考にしました。あと、戦車プロモーションの記事も拡散力が凄くて驚きました。

椋田

戦車を使うプロモーションはサイボウズ独自のネタなので、ある程度反響があるとは思いましたが、予想以上でした。。

あーみん

記事を書く上で、あーみん式のポイントはありますか?

大槻

自分が伝えたいことではなくて、みんなが読みたい記事を書くことに尽きると思います。サイボウズにとって特にメリットのある記事ではないけど、こういう記事を読んだらおもしろいと思ってくれるかな、という点に気を配りました。あとは、記事中に小ネタを散りばめるところ。

あーみん

あーみんと言えば、キャプション力の高さ!画像の下に書かれた何気ない一言が笑いを生み出してました。

藤村

おええええええええ」は良かったよね(笑)

大槻

何の振り返りをしてるんですか・・

椋田

まぁ、こういう記事もあって、そして真面目な記事もあって、バランス良くお届けできたのではないかなと思いました。藤村さんは?

大槻

私はループスさんの記事ですね。最初の取材記事だったので、サイボウズの製品について語らなくて、果たして読んでもらえるのかという不安がありました。おかげさまで評判が良く、ページビュー数も伸びました。また、「チーム」に特化した情報を伝えていくんだという方向性が編集部内で共有できたと言うことで、幸先の良いスタートが切れたと思います。会話も読みやすいデザインを工夫しました。

藤村

ちなみにこの会話の見せ方は悩んでます。。制作するのが大変なので、今後はもっと簡素化しようかなと。。

大槻

あとは、ライフネット生命さんの取材が印象に残っています。取材依頼を最初はお断わり頂いてしまったのです。それを編集長に伝えたら、「それであきらめていいの?」と言われて。。再度打診して、めでたく取材させて頂く事が出来ました。

藤村

藤村さんはライフネット生命さんのことが大好きだから意外だったんですよね。じゃ、あーみんは?

大槻

やはり社内恋愛の記事でしょうか。たくさんのいいね!がもらえて、思い出に残りました。「戦車」の記事はたまたまヒットしたと思われるのが悔しかったんです。なので、次の記事が結果を生み出せて嬉しかった。でも、未だに何が受けるのかはよくわからないですが・・

あーみん

意外と肉食系な振り返りですね。。

藤村

私は最初に書いた「サイボウズが自社メディアを始める理由」という記事ですね。私の意気込みしか書かれていない、薄い内容の記事だと思っていたのですが、いいね!が500件超えて、これは一体何なんだ?と。あとは高木先生の書評から膨らませた「組織構造とIT」について書いた記事。その頃のまだチームの取材記事が中心だったので他の軸も出さなきゃと書いた記事なんですが、これも反響が大きくてびっくりしました。書いてる時に藤村さんにずっとダメ出しされてる記憶しか無いのですが。。「これは何が言いたいんですか?」「これだと伝わらないです」と。。

大槻

そうでしたね(笑)。反響が大きかったのは、何がポイントだったんでしょうか?

藤村

トップダウン型組織とボトムアップ型組織という概念は昔からあったと思います。それにITツールを加えたのが新しかったのかな、と。

大槻

なるほど。

藤村

サイボウズ式ではこれまでに、16のチームに取材させて頂きましたが、皆さん本当に色々なツールを使ってました。そうすると、考えるわけです。サイボウズって何だろうということを。グループウェアはあくまで道具なので、それよりもっと大事な事があるということに気づかされました。だから、2013年はもっと道具の話しから離れてもいいのかな、なんて思ってます。

大槻

最後に、2013年のサイボウズ式について!

藤村

引き続きチームワークとITについての情報を追いかけていきますが、情報共有のツールってもはや飽和状態というか、それよりも使う側の働き方や組織・制度のアップデートが必要なんじゃないか?という視点で取材をしていきたいなと思っています。今年はできればWebサイトに留まらず、紙媒体や、リアルイベント、ゆくゆくはテレビ?にまで場を広げて行ければなと妄想しております。

大槻

ということで、今年も読んでおもしろい、タメになる記事を掲載していければと思います。

2013年もサイボウズ式をよろしくお願いします!

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