サイボウズ株式会社

サイボウズが自社メディアを始める理由

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • ビジネスパーソン
  • 企業のIT担当者
  • コラボレーションツールに興味のある人
  • サイボウズ製品に関心がある人
  • IT業界の動向に興味がある人
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を通じて得られる知識は、サイボウズが自社メディアを開始する理由とその背景についてです。編集長を務める大槻氏は、世の中のコラボレーションツールの現状を探りたいという欲求から、自社の製品にとどまらず幅広い情報を提供するメディアを立ち上げることを決意しました。このメディアの目的は、クラウド、ソーシャル、スマートフォン、タブレットなどの技術革新を背景に、ITを使ったコラボレーションの変化を追求し、新しい価値を生み出すチームのための情報を提供することです。メディアのコンセプトは、"チームにおけるビジネスとコラボレーション"に関する情報を発信することであり、特に個人向けのツールの情報に偏らない視点で記事を作成することを目指しています。また、大槻氏が自ら興味を持つことを基準に取材し、チームでの仕事に役立つ情報とサイボウズの情報を発信することを目指しています。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

サイボウズが自社メディアを始める理由

はじめまして。
「サイボウズ式」の編集長を務めます、大槻です。

先日、とある雑誌を購入して読んでいたときのことです。

冒頭特集の中で「サイボウズ」をご紹介いただいていたのですが、その脇に添えられていた文章に目がとまりました。

「国内シェアNo.1を誇るサイボウズのグループウェア。
デジタルガレージの社内のスケジュール共有や、回覧などはサイボウズを使っている。
ちょっと意外。」

ちょっと意外。

・・・・意外?

長年サイボウズで働いてきた私にとっては、むしろ「意外」という記述が出てくることに「意外」でした。。

「シェアNo.1の」と書かれている以上、サイボウズがそれほどマニアックなツールではないことはご存じ頂けているようですが、でも 「意外」 という表現。

視線を窓の外に移し、ふと思うと、この雑誌は先進的なWebサービスやスマホ、タブレットといったツールを使いこなして仕事をされている方々を取材されていることに気づきます。

そこから感じる、

「Googleカレンダー、Facebook、Twitter、Dropbox、Evernote、Gmail、Skype、LINE・・・これだけ便利なツールが世に溢れているのに、なんでいまさら、サイボウズなんか使ってるの?」

という、この記事を書かれたライターさんの言外の声。

やはりそうか・・・と。

正直なところ、ここ数年、ソーシャルメディア上での会話や勉強会、各種イベントを通じて色々な方の声を聞いてきて感じたことと合致するのです。

考えてみればごく当たり前のことです。

コラボレーションツールとしてサイボウズ製品が真っ先に頭に上がるのは、サイボウズ社員ぐらいなのですから・・

そこで一度、「サイボウズ製品」から離れて、世の中のコラボレーションはいま、一体どうなっているのかを探ってみたいという欲求に駆られました。

「クラウド」「ソーシャル」「スマートフォン」「タブレット」・・・様々な技術革新を受けて、ITを使ったコラボレーションが、今どう変化してきているのか、純粋にこの目で確かめたいと思いました。

そんな話を社長の青野に相談してみました。

メディアをやってみたいと。

「いや・・大槻さんはサイボウズのプロモーション担当なんだから、やって欲しいことはそういうことじゃない」

という反応を覚悟の上で。

ところが、青野からは

「おもしろそうじゃん!やってみたら?」

と即答してもらえました。

ということで、OKをもらってから5週間ぐらいで立ち上げにこぎ着けたのがこちらのサイトになります。

編集長という特権(?)を生かして、色々なところに取材に行きたいと思います。

「私が知りたい」が基準です。自分たちで読んでみたい記事を作りたい。

これまで色々なIT関連の情報を見てきましたが、どちらかというと「個人向け」あるいは「コンシューマー向け」の「ツール」を中心とした情報が多かったのではないか、と感じています。あるいは「オフィス」という箱物についての情報。

「チーム」による「ビジネス」「コラボレーション」という軸での情報は少なかったのではないか、と思いました。

そこで、このサイトのコンセプトは「新しい価値を生み出すチームのための、コラボレーションとITの情報サイト」としました。

他のメンバーと一緒に仕事をするときに参考になる情報と、ときどき「サイボウズ」についてお伝えするメディアに育てていければと思います。

ではどうぞ、よろしくお願いします。

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執筆

編集部

大槻 幸夫

サイボウズ株式会社 コーポレートブランディング部長 チームワークスタイルエバンジェリスト

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