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マラソン始める前に「ヤマソン」はいかが? 山手線一周”東京ヤマソン”運営チーム

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • ボランティア活動に興味がある人
  • ウォーキングやマラソンに関心がある人
  • 社会貢献をしたいと考えている人
  • 国際交流に興味がある人
  • 東京の観光やイベントに興味がある人
Point この記事を読んで得られる知識

この記事は、山手線を一周するウォーキングイベント「東京ヤマソン」について紹介しています。このイベントは、ボランティアグループ「IVG」によって企画され、参加費は全額がオックスファム・ジャパンへ寄付され、今回はシリア危機への人道支援に使われます。このイベントの特徴は4人1組で参加することにあり、これにより助け合いながら参加できることが強調されています。

特に、一人では大変な道のりもチームで挑むことで乗り越えやすくなり、ゴールへ向かう過程が楽しいものになります。IVGは主に海外のメンバーで構成されており、普段のミーティングも英語で行われます。日本人参加者は国際的な交流を楽しみにしていることが多いです。また、IVGはボランティア活動を義務感ではなく、楽しみながら行うことを大切にしており、参加者はその過程で自分たちの新たな才能を発見することができます。

イベントの参加を通じて、ボランティア活動に興味を持つ人が自分の特技を発揮できる場を見つけ、社会貢献を試みることが奨励されています。さらに取材中には、アメリカのおつまみ「デビルエッグ」なども紹介され、イベント参加を通じて多文化交流の機会があることも強調されています。

Text AI要約の元文章

マラソン始める前に「ヤマソン」はいかが? 山手線一周”東京ヤマソン”運営チーム

3.11以降、ボランティア活動に積極的に参加する人、社会のために何ができるだろうかと考える人が増して、そこのあなたもきっと「ボランティアって何?」「自分は役に立つことができるの?」と興味津々なはず。

9回目となるチームめし!では、日本で今特にアツイ、ボランティアグループ『IVG』が開催する“東京ヤマソン(THE TOKYO YAMATHON)”のミーティング(at代々木公園)にお邪魔して、お話しを伺ってきました。「ご飯が進めば、話も進む!!」

山手線を4人で1周すると、あきらめない気持ちが生まれるんだ

「IVG」ではボランティアにつながる多くの企画・運営を手がけており、「東京ヤマソン」はその企画の中の1つ。山手線一周を歩きましょうという、いわゆるウォーキングイベントです。ユニークな点は「4人1組」での参加申し込みであること。

1人からの参加ではなく4人でとしたのはどうしてですか?

1人ではつらい気持ちになった時にあきらてしまう。あるいはケガをしてもチームでいることで助け合える。チームだとゴールを目指すことがアドベンチャーではなく、とてもやさしいものになるんだ

と答えるCEOのジョーさんは英国紳士のイケメン。

今回で6回目を迎えるヤマソンの運営メンバーで、唯一最初からかかわり続けている彼だからこそ、チームで支え合えることの大切さを誰よりも理解している。そんな気持ちが伝わる真剣な表情で語ってくれました。

CEOは英国紳士のジョーさん。ごらんの通りのイケメンで本業は英語の教師

1日で山手線を一周するなんて、日ごろ特に運動してない自分にできるの? と不安になっちゃいます。ものの本によると1周の距離は約34.5キロ。これは早い人だと5時間、一般的には12~13時間で到着できるそうです。飲みながらまったりと16時間くらいかける人もいるとか。

半日かけたウォーキングは1人では孤独で長く険しい道のりかもですが、4人グループなら大丈夫。普段何気なく素通りしてきた駅や街並みを楽しみながらの時間はあっという間かも!?

忘れてはいけないのは「東京ヤマソン」はボランティア企画。参加費は全額オックスファム・ジャパンへ寄付されます。今回はシリア危機-緊急人道支援のために使用されます。前回は430人の参加者があり、160万円を寄付できたそうです。

その人にしかできないことが必ずある――「良い心」が参加条件さ

なんだかイメージ写真のようですが、本当のMtg風景です!左側の女性がJennifer、その隣がClint。IVGの現責任者のこの2人が会をまとめてくれていました。

『IVG』はインターナショナル・ボランティア・グループであり、メンバーのほとんどが海外の方で構成されています。ミーティングも基本的に英語のみ。日本人の中には「普段接することができない海外の方との交流を楽しみに積極的に参加している」という方もいらっしゃいました。

この日、IVGのメンバーは4名が参加。日本人メンバーの大石さんが「ボランティア活動うんぬんではなく、この集まりに来ること自体が目的、同じ時間を共有することに意味があるんだ」とおっしゃっていたのが印象的でした。

「ボランティアを、自分を犠牲にしてでもやらなければならないんだといった感覚じゃなく、まずは自分たちがその活動を楽しもうよ、結果それがボランティアにつながるんだ」とのこと。そういう感覚、とても心地よい!

とはいえ、メンバー集めには苦労が耐えない様子。海外の方は日本でコンスタントに長く働ける人は少数で、多くのケースでは1,2年で帰国してしまうから、どうしても入れ替わりが激しくなってしまう。Facebookで募集をかけたりしているが、やはり難しいとのこと。今、どんなメンバーが必要かをジョーさんに伺ってみました。

Anyone! 誰でも大歓迎! 自分はデザインもできないし、日本語も得意じゃないし……。Everyone has different talent. その人にしかできないことが必ずある。それは僕たちの活動に役立つんだ。「良い心」さえ持っていれば、あなたが一緒にやってくれるなら、できることを僕が見つけるよ! 君は何ができるんだい? カメラ? カメラマンが欲しい!! 是非来てくれ! ライターも、ジャーナリストだって!

熱いトークで熱烈なスカウトを受けた筆者は、正直かなり心を動かされました。「社会の役に立ちたいけど、自分に何ができるか分からない」と悩んでいる人は『IVG』で自分の強みを発見してみては!

まずは東京ヤマソンに参加して、「自分も楽しむボランティア」に是非触れていただきたい!

デビルエッグを囲んでメシにしよう!

今日のチームめし! はこんな感じ。酒!!! そしてつまみ!!!

枝豆など日本の定番を押さえつつ、やはり全体的にアメリカンな風情を漂わせています。この日の東京は最高気温が33度、お酒がうまいよ! 私も取材後にチューハイを1本いただいてしまいました。生き返りました、ありがとうございました!

一番なじみの無かったものはこちらの「デビルエッグ」。Jenniferが作ってきてくれました。アメリカのご家庭では定番メニューで、前菜はおつまみに良くだされるそうです。味の印象としては、タマゴサンドの中身に似ているかも。日本人にも食べやすくお酒のつまみにオススメ!

Jenniferお手製デビルエッグ

チーズとビスケット。外れるワケがないです。ごちそうさまでした。

そして恒例のタッパーに詰め合わせ!

ヤマソンのみなさま、ありがとうございました!!

(文・写真/橋本直己

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執筆

写真家

橋本 直己

フリーランスのカメラマン・エディトリアルデザイナー。趣味は尺八。そして毎日スプラトゥーン2をやっています。

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