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この記事を通じて、読者は働くことの根本的な意味について考えるきっかけを得ることができます。山田理副社長は、働くことには自己実現や夢の追求、良い暮らしを求めること以上に、子どもを育て、守り、次世代のための環境を作るという重要な意味があると指摘します。彼は、企業の経営も利益や株価、競争で勝つことを目的とするのではなく、従業員の家族が幸せになることを優先すべきだという主張を展開しています。さらに、子育ては人として最重要な仕事であり、それを軽視して他の仕事を優先するのは本末転倒であるとの考えを示しています。このように、個人や組織が果たすべき本来の役割を再確認し、日常の働き方や企業運営の考え方を根本から見直すことの重要性が説かれています。
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働くとは「子どもを育て、守ること」だ
サイボウズ 副社長で、現在はUS事業本部長としてアメリカ市場開拓に従事する山田理が、その時感じた思いをつづるサイボウズ式「まるボウズ日記」。初回はワークスタイルムービー「働くママたちに、よりそうことを。」から考えた、働くことのたった1つの意味について。
今回の「働くママたちに、よりそうことを。」というムービーを通じて、当たり前をもう一度見直すきっかけになればいいなと思います。
それは「働くということは、子どもを育て、守り、種を保存するため」なんだということ。働くことの理由は、自己実現とか夢があるからとか良い暮らしをしたいからではないということ。「ママが働くか、パパが働くか。ともに働くか」という前に考えるべきことだと思います。
子育ては人として最も重要な仕事です。それを軽視してほかの仕事を優先するのは、本末転倒と言わざるを得ないと。これは子どもがいるとかいないとか、そういう観点ではありません。自分を含めた「人」が、他人の子供を含めた「将来を担う人」の生きていく環境を作ることこそが、「真の仕事」だということです。
会社も、利益とか株価とか世界一とかのためではなく、働くメンバーの家族を幸せにすることを最優先とした経営を考えていくべきではないかなと。言うは易しで、サイボウズもまだまだ試行錯誤しているところですが……。
>>>サイボウズのワークスタイルムービー特設サイトはこちら
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