はせ おやさい
会社員兼ブロガー。はてな(id:hase0831)を中心に活動。仕事はWeb業界のベンチャーをうろうろしています。
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記事を読むことで、読者は以下の知識を得ることができます。職場におけるプロフェッショナルな仕事の定義について、重要なのは『自分の能力を発揮してオーダーされた内容を高いレベルで達成する』ことであるとされています。しかし、しばしば見られるのは、目の前の上司を満足させることに終始し、最終顧客や最終目標を見失ってしまうケースです。このようなアプローチは避けるべきと指摘されています。
記事は、上司を『クライアント』ではなく『道具』と捉え、上司の指示に従うだけでなく、仕事の目的やゴールを理解するために質問を繰り返すことが大切であるとして、仕事の本質を追求する姿勢を強調します。これにより、仕事の質が向上し、最終顧客の満足度が高まると考えられています。このようなプロセスは、職場の環境が変化した際にも応用可能な汎用的なスキルとして活用できることが示唆されています。
また、『Business to Business for Customer』という観点から、顧客の満足を念頭においた企業活動の本質についても説明されています。最終顧客の満足を常に考え、仕事の意義や必要性を問い続けることの重要性が強調されており、これによって得られるスキルは、異なる状況や環境においても自己の成長につながると述べられています。
ブロガーズ・コラム
【サイボウズ式編集部より】この「ブロガーズ・コラム」は、著名ブロガーをサイボウズの外部から招いて、チームワークに関するコラムを執筆いただいています。今回ははせおやさいさんが考える「自分の能力を見込んでオーダーされた内容を、高いレベルで達成するための考え方」について。
こんにちは、はせおやさいです。
今日はたまに見かける残念な人たちについて書いてみようと思います。
プロフェッショナルの仕事とは何でしょうか?
言われた作業を我慢してやること?自分のやりたいことを会社のカネで好き放題すること?
いろいろな考え方があるかもしれませんが「自分の能力を見込んでオーダーされた内容を、高いレベルで達成すること」と定義してみましょう。そうした場合、求められているのはどんなことでしょう?
ここで誤りがちなのは「『仕事を依頼してきたその人のみ』を満足させようとしてしまう」ではないでしょうか。仕事は基本、伝達です。最終顧客が欲しがっていると思われるものを誰かが解釈し、伝達し、成果物を定義する。
とくにコンピュータが発展してきてからは、顧客と直接対話しダイレクトに注文を受けることが減ってきており、より「伝達してくる人の数」は増えています。会社に所属しているのであれば、主にその「伝達してくる人」は、すなわち「上司」になるかと思います。
そうなったとき、「この仕事の本質は、最終的な目的はなんだろう?」と考えずに、目の前の人だけが納得すればいい、という考え方で動いてしまうと、達成すべき目的の本質から目線がずれてしまい、「こんなはずじゃなかった」が起きてしまうのではないでしょうか。
本来、達成しなければいけないのは最終顧客であり、その成果物を使う人たちの要望です。(その最終顧客が本当に自分の必要とするものを自覚できていないのでは疑惑については、ここではいったん置きます)
実際に自分がかかわったものを最終顧客が触れることがない人でも、「自分が頼まれたこの仕事は、誰のためのもので、誰を幸せにするんだろう?」と考えてみるといいかもしれません。
さて、とはいえ組織内で働く限り、上司のオーダーを軽んじるわけにもいきません。上司にも上司のメンツがあり、体裁があるわけです。もちろん彼らの「ごきげんとり」をする必要はありませんが、わざわざ機嫌を損ねる必要もありませんよね。
ではどうすればいいか。
仕事を頼まれたとき、ひたすらしつこく「この仕事は何のためのものか?」「この案件は何をどう達成すればゴールなのか?」を掘り下げて質問してみましょう。その場合「こんなことも把握していないんですか?」という態度はNGです。あくまでも「頼まれた仕事をやり遂げたいので、質問させてください!」というスタンスで。
職場で起きる事故では多くの場合、仕事の本質を把握していない上司と、頼まれたことしかやらない部下の不幸な出会いによって引き起こされていると思います。どちらかが歩み寄らないと、一生「なんでこれやってるんだっけ?」の仕事が続くのみ。あなたの貴重な人生の一瞬を、そんなことにかかわる時間のために使う必要はありません。
そのためにも、あなたのほうから上司にどんどん質問してみましょう。返ってきた回答が「ハテ?」という内容であれば、その場ですぐ聞き直してもいいですし、時間を置いて言い方を変えた上でもう一度質問してもよいでしょう。
「そんなことめんどくさい!」と思うかもしれません。でも、それを怠って、あやふやなオーダーのまま仕事をすすめ、「やっぱり違った」となったとき、誰もあなたの時間を返してはくれないのです。
そのためにも、上司を「道具」だと思ってどんどん情報を引き出しましょう。
ここまで読み進めていただいて「なんでそこまでしなきゃいけないの?」と思ったかもしれません。理由はひとつです。目の前の上司の言うことだけをうまく乗り切る、という最適化に慣れてしまうと、万が一、職場を変わったときに、それまで積み上げたスキルを横展開できないから。
仕事の多くの本質は「企業活動を通じて、最終顧客を幸せにすること」。
いわゆる「Business to Business」の事業でも、実際には「Business to Business for Customer」です。
企業間の取引であっても、その先には最終的にお金を払う顧客がいて、その先には消費者がいる。その人たちの満足を常に考え、「なぜこれをやるのか」「なぜこうである必要があるのか」を執念深く追うことで、本質的な仕事のスキルが身につくのではと思います。
「そんなこと言われても、転職する予定ないし」という人の場合でも、部署異動、転勤、というように、「それまで勝てていた戦法で勝てなくなる相手」と一緒に仕事をする機会が来ると思います。
「ガンコな上司」や「口うるさいリーダー」「働かない同僚」……さまざまな人たちと働く可能性があるかぎり、「配られたカードでどうやって勝っていくか」を考えて練習しておくのは、将来の自分を助けることになるのではないでしょうか。
今日はそんな感じです。
チャオ!
イラスト:マツナガエイコ
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イラストレーター、Webデザイナー。サイボウズ式ブロガーズコラム/長くはたらく、地方で(一部)挿絵担当。登山大好き。記事やコンテンツに合うイラストを提案していくスタイルが得意。
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