サイボウズ株式会社

カフェにBARに公園も! サイボウズの日本橋オフィスが実用性と居心地を見事に兼ね備えていてすごい

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • オフィスデザインに興味があるビジネスパーソン
  • 働き方改革やクリエイティブなオフィス環境を探求する企業関係者
  • サイボウズ関連の製品やサービスに関心のある人
  • 日本橋エリアで働く方々や興味を持つ人々
  • 人事やオフィス作りに興味のある学生や求職者
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を読むと、サイボウズの日本橋オフィスが単なる仕事の場ではなく、実用性と居心地の良さを兼ね備えたクリエイティブなスペースであることが分かります。オフィスは巨大な東京日本橋タワーの27階と28階にあり、テーマパークのような雰囲気を持つエントランスや、無料で飲み物が提供されるカフェスペースなど、訪問者にとって快適で面白い要素が多数備わっています。さらに、オフィス内には「サイボウ樹パーク」という公園風エリアやカフェがあり、テーマに合わせて鳥や昆虫といった動植物や、虹の橋などの工夫が施されています。

また、会議室は「種子島」や「バルセロナ」などの港町をテーマにしたデザインで、企業の理念である「チームワークのハブ」としての役割を反映しています。これにより、社員や訪問者が便利で快適に交流できる場を提供しています。社員の働き方についても柔軟で、社内恋愛についても面白いルールがあることが紹介されています。さらに、オフィスのデジタル設備も充実しており、多拠点とのオンライン会議がスムーズに行えることも強調されています。このように、サイボウズのオフィス設計には、新しい働き方を支援し、ユーザーや社員とのコミュニケーションを促進するための多くの工夫が凝らされています。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

カフェにBARに公園も! サイボウズの日本橋オフィスが実用性と居心地を見事に兼ね備えていてすごい

こんにちは、砂流(スナガレと読みます)です。僕は普段、「オフィス訪問(HRナビさん)」の取材をしています。そんなつながりで今回お邪魔したのは、2015年7月に移転したサイボウズさんの新オフィスです。

サイボウズさんといえば、日ごろから「新しい働き方」や「新しい価値を生み出すチーム」について考えている会社です。その新オフィスはどんなことになっているのか……。さっそく見ていきたいと思います。

引っ越し先は、2015年4月にできたばかりの「東京日本橋タワー」。日本橋駅に直結で徒歩圏内に3駅20路線が利用できる便利さに、レストランやイベントホールを完備した高層オフィスタワーです。

駅直結などの便利さも良いのですが、このタワーのすごいところはこれだけではありません。なにがすごいかって、なにもかもが巨大なこと。まずは、駅から直結の連絡スペースをご覧ください。うーん、無駄にでかい。

エントランスもこの通り。ここも無駄にでかい。

そしてエレベーターの中! ちょっとでかすぎません?

マジな話、僕の部屋よりでかいんですよね……。

と、タワーに入っただけで期待値があがってしかたないですが、オフィスはどんな感じなのでしょうか? サイボウズさんのオフィスはタワーの27階と28階。まずは、27階にお邪魔します。

27階は鳥と昆虫とキリンが生息するテーマパーク

エレベーターを降りるとなにやらオフィスっぽくない景色が……

中に入ると公園がありました!

ここは「サイボウ樹パーク」というそうです。

それにしてもキリンさん存在感ありすぎでしょ。

オフィスを案内してくれる方を待っているあいだに、記念写真を撮ってみました。

サイボウズさんのロゴの前でもパシャリ。

そうこうしていると今回オフィスを案内してくれるお二人が! 人事担当の中江さん(左の女性)と青野さん(右側男性)。仲良く相合傘で登場です。

お邪魔した日は雨だったのですが、サイボウズさんでは突然降ってきた雨などで困っている訪問者に傘を無料で渡しているとのこと。それで相合傘なんですね。

僕は記念撮影をして待っていましたが、「サイボウ樹パーク」の芝生に座って待つのが一般的。

芝生には各所にタブレットが配置されていて、サイボウズ式などサイボウズさんのコンテンツを見ながら待ち時間を過ごせます。

お二人がまず案内してくれたのは、入り口にある自動販売機。お客さんは、このなかから好きな飲み物を無料で飲めるそうです。

僕が選んだのは力水。Dr Pepper(ドクターペッパー)や力水が常備されているとか、センス良すぎです。

次に案内してもらったのは「CYBOZU CAFÉ TORI」。

「鳥」という名前がついているだけに、いろんな場所に鳥がいました。

オブジェにも鳥がいるこだわりよう!

あと、なぜかマトリョーシカも。

このカフェは、サイボウズさんのサービス導入を考えている人が専門のスタッフさんからサービスの説明や運営方法を説明してもらえるスペース。平日は毎日受付をしており、完全予約制で対応してくれるそうです。僕もお二人にサービスの説明をしてもらいました。

カフェは「鳥」以外に「森」と「空」があり、それぞれ名前にピッタリな外見をしています。コチラは森カフェ。

森カフェのとなりには、こんなスペースも。なんか秘密基地みたいでワクワクしますよね。

森カフェにはいたるところに、昆虫がいました。こういった細かいところまで徹底しているところ、大好きです。

コチラは空カフェ。

パッと見たところ空っぽいイメージがないようにも見えますが、カフェの前には虹の橋がかかっていたりと、全体で見ると空に見えるようになっています。

ちなみに、この虹色の橋はサイボウズさんのサービスカラーになっていて、ピンク(メールワイズ)、黄色(kintone)、緑(デヂエ)、青(Office)、水色(サイボウズLive)、紺色(Garoon)を表しているそうです。

せっかくなので、近くにいる社員さんに声をかけて、虹の橋で写真を撮らせてもらいました。みなさん、「え〜、写るの恥ずかしいんですけど」といいながらも……

この通り! 社員さんの仲の良さが伝わってきますね!

エントランスはカフェ以外に、さりげなくサイボウズマンがたたずんでいたり。

ハンモックがあったり。

サイボウズさんのノベルティがもらえるガチャガチャがあったりと、至るところに遊び心もある作りになっていました。

遊び要素が目立って見えますが、誰でも使えるフリースペースもたくさん用意されています。こちらはファミレスをイメージされたスペース。外の景色を見ながら、打ち合わせや仕事ができます。

ファミレススペースの正面はこんな感じ。

エントランスは以上です。

セミナールームが2つも完備された会議室エリア

続いては会議室を案内してもらいます。コチラが会議室の入り口。エントランスとは違う雰囲気がぎゅんぎゅん伝わってきて、なんだか違う世界に飛び込むような楽しさがあります。

こちらの会議室は海がモチーフになっていました。

壁には海鳥が飛んでいます。

会議室の名前をみてみると「種子島」でした。どうりで海!

会議室の中はこんな感じ。おしゃれです。

続いての会議室は「バルセロナ」。

「種子島」とは一変して情熱の赤が基調になっています。

サイボウズさんの会議室には港町(種子島とヒューストンは宇宙ポート)の名前がついています。ITの港町(ポート)になって、色々な人を迎えたり来てもらったりする場所になる想いをこめているそうです。

僕が特に印象残った会議室は「ケープタウン」。

こちらの会議室は通常の会議室として使えるだけでなく、ユーザー調査などができようにガラス越しに会議室がのぞけて、声が聞こえるようになっています。

写真は、僕が中江さんのLINEを聞こうと頑張っているところを心配そうに見つめている青野さん……。

会議室のスペースにはセミナールームも2つ完備されています。

こちらのセミナールームはすべての席にパソコンと液晶が用意されています!

この日はサイボウズ式の藤村編集長がセミナー登壇の練習をしていました。お題は「オウンドメディアの今後について」。「サイボウズ式はPVについて、指標としては追ってないんですよね」と、気になるお話をされていましたが次のセミナールームへ。

もう1つのセミナールームはカジュアルな印象でした。セミナールームごとに雰囲気が違うのは良いですね。

この規模のセミナールームが2つ完備されているだけでもすごいと思いますが、27階にはもう1つ大人数を収容できる場所があります。それが、「CYBOZU BAR」。読み方は、「サイボウズ バル」。バーではなくバルだそう。

なかに入ると、オフィスとは思えないイケてるBARが! これ、普通にお金がとれるクオリティです。

BARのなかには、座ってゆっくりできるスペースも用意されていました。

BARではセミナーの実施以外に、社員さんのランチタイムや就業後の交流にも使われているそうです。BARなのでもちろんお酒も飲めます。たまらんですね。

後方に小窓があったので開けてみたら、受付のロゴマークから顔が出る仕様になっていました。

調子にのって乗り上げようとしたらサボテンがささった。

偶然目の前を通った“あの人”と記念撮影!

27階は以上です。28階の業務スペースを案内してもらおうとしたら、エントランスにインタビューなどでよく見たことがある方が……。あれは社長の青野さん! オフィス訪問させてもらっていることを説明して記念写真を撮らせてもらいました。

青野社長は、僕が社長を発見したときもオフィスに訪問していたお客さんと記念撮影をされてました。人気者だなぁ。

撮影するときに「キリンをいれた3ショットでいいですか?」とお願いしたら、キリンにまたがろうとしてくれたのはここだけの話。ノリ良すぎて思わずこっちが「そんな体を張っていただかなくても大丈夫です」って言ってしまいました……。

サイボウズ社員が働く28Fは?

続いては、業務スペースの28階を案内してもらいます。コチラは28階の入り口。

右側には、営業さんのロッカーと

ノベルティグッズが置かれていました。ノベルティがたくさんあると営業先でお土産に困らなくていいですよね。

業務用スペースにも、フリーで使えるエリアがたくさんありました。照明がめっちゃおしゃれですよね。

あまりにキレイだったんで照明だけとってみた。

奥のファミレスっぽいスペースでお仕事されている方がいたので、ご一緒させてもらいました。

「この机、ホワイトボードになっているんですよ」と教えてもらったので、2人でお絵かきタイム。

「ワン!」

ここは、休憩スペース。ドリンクやカップラーメンやパンの自販機なんかも置いてあります。

天気が良い日に外眺めたら最高なんだろうなぁ。

休憩室には、ペッパーくんもいました。

ペッパーくんに話しかけると、ちゃんとアクションをとってくれます。この日は、偶然その場にいたイケメン社員さんを巻き込んでペッパーくんに写真を撮ってもらいました。ハイチーズ!

こちらは、パソコンを接続することで多拠点でオンライン会議ができる施設です。

続いて案内されたのはカラフルなイスがたくさん並んだ会議室。座って待っていると……。

「この会議室は遠方にいる人間と円滑に会議ができるように作られたものなんですよ」と、会議室の説明をしてくださる女性が。こちらは、人事部の中根さん。青野さんと中江さんの上司の方です。

「今、デモの準備をしているんで少し待ってくださいね」とのことだったので、中根さんにサイボウズさんやオフィスについて質問してみることにしました。

社内恋愛もOK! ただし1回に限る


中根 弓佳(なかね・ゆみか)。サイボウズ株式会社 執行役員 事業支援本部長。二児の母、2度の育児休暇を取得

オフィスのコンセプトを教えてください。

日本橋オフィスのコンセプトは「Big Hub for Teamwork」です。もともと、100人いたら100通りの人事制度があっていいという考え方なので、サイボウズというバーチャルなオフィスがあれば、リアルなオフィスはいらないんじゃないかというところから話しあったんです。でも、多様な働き方を推奨しているからこそチームワークのハブを作ろうとなりました。「場所を共有することで一体感を生み出す」、これが大事だと思っています。ハブは社員だけでなく、サービスを使ってくださっているユーザーのみなさまとのハブでもあります。サイボウズ製品の思ったことを気軽に話してもらって製品改善につなげる「Cybozu UX Cafe」なども新たに導入しています。セミナールームやBARもオフィスにあるのでユーザーのみなさまとつながりやすくなりました。

どうしても聞きたかったことがあるのですが、働いている女性がみなさんキレイなのはなぜですか? 正直、こんな環境で仕事ができる男性社員さんがうらやましすぎます!

それはみんなが楽しく働いているからだと思いますよ。あとは、男性社員に素敵な人が多いから、素敵な女子が集まっているんじゃないですかね?

なるほど。確かに男性もカッコいい人多いですね。これだけイケメン&美女がそろっていると恋とか生まれそうですが、社内恋愛はアリですか?

社内恋愛はOKですよ。ただし、1回だけです!

27階のエントランスにおっきな樹がありますし、伝説の樹みたいな告白場所になったりするかもしれませんね。

芝生で話しているだけでも雰囲気でますしね。

↑イメージ図

ロマンチックなのが、オフィスが22時に一度消灯するときに見える夜景。ハンモックとかで一緒にその時間を過ごすと距離がグッと縮まるかもしれませんね。

なんて話が盛り上がっているあいだに準備が整いました。普段は大阪オフィスにいる社員さんと会議することが多いそうですが、今回は違う会議室にいる藤村編集長と会議をしてみます。このシステム、片方の画面で遠方にいる人を映しつつ、もう片方で自分のパソコンの資料を映すといった使い方ができるそうです。

これだけでもすごいのですが、手を降ったりすると上方にある2つのカメラが人をサーチしてその人間にフォーカスを当ててくれます。すごすぎます……。

業務用スペースは以上です。

サイボウズさんのオフィス、がっつり紹介させてもらいましたが、まだまだ紹介しきれてない場所があるくらい色々なスペースがあって、細かいところまで考えられたオフィスになっています。

遊び心がこれだけありながら、実用性と居心地の良さも兼ね備えている素晴らしすぎるオフィスでした。イケメン&美女もたくさんいるし、働いている社員さんがうらやましすぎますね。

日本橋オフィスにいらっしゃった際にランチをお探しの方は「サイボウズ日本橋、おすすめランチマップ[Rettyお墨付き]」を。日本橋オフィスをもっと知りたい方は「サイボウズ株式会社 に行ってきた!(941::blog)」もどうぞ。

執筆:砂流 恵介、写真:尾木 司

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